農業インターンシップを終えて

今回、9月に三重県にある農家さんのところに農業インターンという形で勉強させていただきました。自分自身千葉県に在住しているのになぜ遠く三重県まで行ったかというと私は将来農家になりたいと考えおり、今現在トレーニングが趣味なので将来は自分で食べる鶏肉、野菜、お米を全て自分で作り、自分と同じくトレーニングが趣味の方から健康を意識しているけど何を食べればいいのかわからない方まで広く、多くの方に安心でおいしい農産物を提供したいと考えています。そのため鳥の飼育と野菜の栽培の両立することが現実的に可能なのか見させていただきたくが主な目的で、そこの農家さんは養鶏、稲作、野菜栽培をされているということだったので見学させていただきました。まずは、今回見させていただいた三重県の農家さんには貴重な経験をさせていただきありがとうございました。平飼いを見たのも初めてで最初餌やりにはたくさんいる鳥にビビってしまい苦戦しました。ここの農家さんは800羽ほどの鳥を飼っていました。そして、その一羽あたり育てる期間は半年近くだそうです。そう聞くとなかなか利益を出すことと作業手間を考えると養鶏も難しいなと感じました。そこから初日の午前中には実際にそこの農場の鳥を捌く場面を見させていただきました。鳥を捌く場面を見るのは今回で2回目なのですが、毎日のように食べれている鳥に対して当たり前ではないですし、今日食べれている食材に対して感謝の気持ちが再確認することができました。ちなみにこの日捌いた鳥は夜に焼いて食べさせていただきました。新鮮で鳥の味が濃くとても美味しかったです。便利で発展した今日において、農産物、畜産物がスーパーで陳列されている場面しか見ないで育ってきた自分と同年代の方も多いかと思います。しかし、スーパーに陳列されるまでに多くの人の苦労、年中それぞれの農産物、畜産物を切らさず置き続けることは当たり前ではありません。そのため、このような経験を自分がさせていただいたことだけで満足せず、将来的には自分が未来の子どもたちにもこの経験をさせてあげたいというのが今の気持ちです。また、この農家さんの近くに住んでいた方のエピソードになるのですが、すごく元気なお婆さんでした。まず、会った初日にはあずきのおはぎにきなこのおはぎを準備してくださいました。あずきももち米もきなこもそこの農場で収穫できたものを完全に自作で作ってくださったものでした。また、梅干しも自分で梅を作り、梅の塩漬けを作り、赤紫蘇を加え、天日干しを行う。全てを行い特製の梅干しをいただきました。とても酸っぱくて美味しかったです。農産物から全て自ら作ったものでできているということがすごく新鮮な気分になりました。この時代、どこかに行けば全て揃ってしまい、原材料から自ら作るという機会はめっきり減ってしまったように感じます。まとまりのない文章になってしまいましたが、二日間という短い期間ではありましたが、養鶏も農産物の生産もリアルな生産現場を見させていただいたことはすごく貴重な経験になりました。

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