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Carnival / ジャマイカでもカーニバル [Apr #03] [Sight #2-02]

青年海外協力隊としてジャマイカに再び派遣されています。もう5月も終わろうとしていますが、遡って4月のハイライトをお届けします。


Level 2 / 危険レベル引き上げ

キングストンのウォーターフロント再開発エリア

3月末に赴任し、4月は活動先に配属される前に、JICAから様々なオリエンテーションがありました。中でもやはり安全情報は大切。

実は、ジャマイカの首都キングストンのいわゆる「ダウンタウン」と呼ばれるエリアを中心に、今年2月に外務省危険レベルが「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」に引き上げられました。(ジャマイカ全域は「レベル1:十分注意してください。」)

また、鳥取県が姉妹交流を行っているウェストモアランド県の県都「サバンナ・ラ・マール」略してサブラマの南部エリアは、2022年1月に政府が「犯罪対策特別地区:Zones of Special Operations(通称ZOSO)」に指定して以来、措置が継続されています。

治安の影響で、活動や生活に制約を受けなければならないのは残念でなりません。政府を中心とした一層の治安対策に期待するばかりです。

Carnival / 思い思いに

ジャマイカのカーニバル

世界三大カーニバルと言えば、以下の3つだそうですが、ジャマイカにもカーニバルがあります。

  • 【ブラジル】リオのカーニバル

  • 【イタリア】ヴェネツィアのカーニバル

  • 【トリニダード・トバゴ】トリニダード・カーニバル

同じカリブ海のトリニダード・トバゴは2月開催ですが、ジャマイカは4月開催。参加できてラッキー。首都のキングストンの街路を歩行者天国にして、ド派手な衣装で練り歩きます。以下のサイトで詳しく解説されています。

開始時間も練り歩くコースも前日くらいまでよく分からず、当日も午前の早い時間は参加者もまばらで、バラバラとド派手な衣装の参加者が合流していくという、なんともフリーダム。決まった踊りがあるわけでもなく、重低音がやたら響く大音量の音楽の中、写真撮ったり、水分(酒)を補給したり、たまに踊ってみたり、やっぱりなんともフリーダム。このノリがジャマイカの良いところ。

EXPO /  カリブ海最大の展示・見本市

EXPO入り口

「カリブ海最大の展示・見本市」と謳われる「EXPO JAMAICA」。新型コロナの影響もあり5年ぶりの通常開催となった今回は、200以上の企業が出展し、500以上のバイヤーと2万人以上の来場者を記録したそうです。

この日は休日だったこともあり、会場は、家族連れなどでに賑わっていました。IT系や環境系など面白そうな企業も参加していましたが、本命はやはり食品系!ヴィーガン・アイスクリームやジャマイカのチョコレート、ジャマイカンな調味料など、魅力的な食品にたくさん出会えました。

EXPO会場

ジャマイカ産品の国外展開という意味でも有意義なイベントで、日本でもジャマイカ産品が手に入りやすくなると良いなと思いました。

参加企業の商品たち

あと、もう1つ面白かったのが、入場チケットのチケット売り場ならぬチケット売り「バス」。斬新。現金だけでなく、カード払いも対応。

チケット売りバス

Happy Easter / 2回目のイースター

イースターバン丸ごと

ジャマイカに再赴任して間もなく、イースター・ホリデイ(連休)に突入。連休中の祝日はスーパーなどが軒並み閉まってしまいます。前回の派遣の際は、配属先の上司がイースター・バン(Easter Bun)とチーズのセットをプレゼントしてもらったのが懐かしい。

スライスしたバンとチーズ

そんなこんなで、4月はあっという間に過ぎていきました。


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