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『自信を持つにはどうしたらいいですか?』に答える

どうも、鍛治本大樹です。

今日の『自信って必要ですか?』というテーマでお話しします。

音声で聴きたい方はこちら↓↓↓
https://radiotalk.jp/talk/576233

ワークショップや養成所のレッスン講師をしていると、よくよく聞かれるのが、
「どうやったら自信をつけることができますか?」という質問です。

これにお答えしていきます。

まずは、「自信」とはそもそも何なのか、分析するところから始めます。

皆さんも「自信がある場面」「ない場面」あると思うので、その違いを想像してみて下さい。

もしくは「自信がある人」とは、どういう状態にある人のことを言うのか。

僕の考えでは、こうです。

「自信がある」とは「この先の結果に対してポジティブな予想が立ちやすい状態のこと」

「きっとうまくいく」とか「俺はやれる!」とか、「必ず成功させることができる」とかです。

いま、並べたものが自信のある状態とイコールであるとしたら、簡単に言うと、100パーセントの力で、そう思い込めばいいわけです。

ただ、なかなかそんな強靭な精神状態の人はいません。
というか、それができる人はそんな質問をそもそもしてきません。

でも、なぜでしょう?
思うのはタダだし、自分一人でできるはずです。

それは、過去にうまくいかなかったという経験や、多くの人がうまくいかないという事前情報によって、未来を予測するからです。

ところで、少し話を戻しますが、人が自信を持っている時、すなわち「きっとうまくいく」とか「俺はやれる!」と思える時の、その根拠はどこからきているでしょうか。

これも、過去の経験(今まで失敗したことがない事柄とか、やり慣れている事柄、場所)や、それに対する情報(よく知っている事)によって支えられてます。

ということは、自信がある状態も、自信がない状態も、条件は全く一緒な訳です。

もっというと、今まで失敗したことがないという過去の情報から自信を持っている人が、物事に臨んで失敗してしまったら、その自信は一瞬でなくなってしまうわけです。

まとめると、「自信というのは、あくまで過去情報に基づいた確率の高い低いでしかない」ということだと僕は思います。

あくまで過去情報なので、自信を持とうがなかろうがやることは一緒なので、そういった意味で、僕は「自信は必要ない」と思っています。

ただ、それじゃ何の解決にもなってないじゃんかよー、ブーブーという声が聞こえてきそうなので、対策を一つお伝えしておきます。

簡単です。

過去情報を出来るだけポジティブなものにしておく。です。

過去情報は、何も過去に経験したことだけを指すんじゃなくて、情報そのもの、つまりその事柄に対する知識も含まれます。

なので、知らないことや人、場所は、調べておく。

やり慣れていないことは、体の中でそれを成功させる過去情報が少ない状態にあるので、やり慣れるまで練習しておく。
イメージトレーニングなんかもそのための手段ですよね。

という風に言うと「何だよ、結局、「練習、準備」かよ、そんなの普通じゃん。」と言うブーブーが飛んできそうですが、そうです。結局、他者があらゆるところで介在することで確率が変わるんだから、自分が用意できることを出来る限りやるしかないんです。

でも、やればやるほど、ポジティブな過去情報は増えるので、「自信」なんて漠然としたものに漠然と悩んでいる時間を、その作業時間にあてた方が確率も高まるに違いないってことですね。

僕は、誰よりもやろうと思います!

今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました!
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それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい!

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