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面接が苦手な公務員受験生が読むべき本

筆者は、今でこそ面接に苦手意識はなくなり、2次試験倍率が約4倍の国家公務員経験者採用試験に上位合格できるようになりましたが、新卒向けの公務員試験の面接では普通の受験生の何倍も(?)苦しみました。

そこで、筆者がこの状況を打破する手助けになった本を紹介します。

はじめに(筆者について)

学生時代の筆者は面接が苦手で、民間企業の新卒採用の1次面接も通ったことがありませんでした。

一応フォローしておきますが、中途採用では監査法人だけでなく、Big4系FAS(学生に人気の専門コンサル会社)や大手金融機関の面接もクリアしたことがあります。

公務員の面接なら何とかなるだろうと考えていましたが、国家1種(現総合職)ではABCDEのランクでE(他の試験の成績に関わらず一発不合格)をもらったことがあります。奇跡的になぜかCが付いた国税専門官に潜り込んで(?)社会人のスタートを切ることができましたが、その後、国家1種に再チャレンジして最終合格(面接C)を果たしました。

国家1種は経済の区分で受験しました。筆記試験はかなり得意で、面接がEでなくCなら1位合格でもおかしくないくらいのハイスコアでした。実際に合格した年度では成績がガクッと落ちて36位合格(まあまあ上位)です。こちらは別の機会に記事にしたいと思います。

遂に体験記を書きました(笑)

実際に使用した本

筆者は↓の本を使用しました。

現職人事と謳っていますが、著者は厳密には既に現職ではないはずです…。筆者のような面接弱者には神みたいな本なので気にならないですが(笑)

以下では、この本で具体的に改善された項目を述べます。

姿勢 当たり前過ぎることなんですが、姿勢が悪いと同じことを言っても自信がない印象になります。背筋を伸ばすだけでなく、胸を張って肩が下がらないようにするのがポイントです。この辺りのことを丁寧に説明してあります。

マインド 面接はアピールの場です。当時の2ちゃんねるとかWebの合格体験記を読んでいると、「普通に意思疎通ができれば受かるよ」なんてことが書いてありました。これは面接弱者を惑わす言葉です。これに乗っかって本当に痛い目に遭いました。普通に意思疎通ができれば受かるのはリア充だけです(たぶん)。筆者はこの本で完全にマインドを切り替えることができました。

マイナス表現を避ける 面接ではよく以下の質問がされます。

友人は多い方ですか?

×少ないです

これでは悪い印象しかないまま面接が進んでいきます。

○よくともに行動する友人は数人ですが、なるべく色んな人と接点を持つようにしています。

これはプラスにはなりませんが、マイナスにもなりません。

なお、筆者は、国税のパワハラ飲みのせいで、飲み会は好きかという質問に”苦手”と答えて撃沈しました。

「面接では自分を偽らずに正直に答えるのがポイント」ということもよく言われていますが、これも面接弱者を惑わす言葉です。信じてはいけません。嘘を付かない程度に言い換えをしないと面接は通りません。

この本では、この辺りの具体例を丁寧に説明してくれています。

このほかにも、面接のポイントが網羅してあります。面接本はこれ1冊で十分ですね。

おわりに

当たり前過ぎる内容が多いかもしれませんが、面接弱者にはこれが当たり前ではないんです。意欲のある受験生には、是非面接を突破してもらって、その能力を公務に発揮してもらいたいと思います。

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