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前田健滋朗氏、滋賀レイクスHC就任

ダビーゴメスHC退団の知らせがあり、時期HCは今シーズン長崎ヴェルカで指揮をとった前田健滋朗氏であることが発表された。

発表前から噂があったので心の準備はできていたし、なんなら僕もやっぱり、前田氏の名前に入っている「滋」という漢字がすごく気になっていた。

「健滋朗の滋は滋賀の滋」、、、過去にこれほど「滋」という漢字がもてはやされたことがあっただろうか。滋賀県民ですら、このような名前の人物に出会える機会は多くない。すごくおめでたいことである。
前田健滋朗HCには、大いに滋賀でブレイクしていただきたいと思うし、我々ブースターも後押ししていきたいと思っている。

とりあえず、ルックスは今川友哲選手がメガネをかけたみたいに見えるし、性格は「塩」っぽく見せて、中身は「お茶目」だという、なんとも言えない、まだまだミステリアスな部分があるので、どういう趣味があるのかとか聞いてみて、親しみが持てたらいいなと思う。


ちなみに、滋賀県出身アーティスト、西川貴教さん主催の「イナズマロックフェス」。名前の由来は、車に付けるナンバープレートに記載される「滋賀」の文字の「滋」の“糸”の上の部分、「幽霊」の「幽」の中のやつ、、、このゲジゲジした形の文字を他府県民が “ゲジゲジ(虫)みたいで気持ち悪い”…とバカにして言ったのを逆手に取り、反対向けたら「イナズマ⚡」に見える…ということで、このようなネーミングになったと聞く。西川さんらしいROCKな発想だ。
滋賀レイクスの試合会場では、西川さんの歌う名曲『HOT LIMIT』がイナズマのように鳴り響き、試合を盛り上げてくれる。前田HCの名前にも、レイクスブースターの“熱気”が乗り移ればいいなと感じている。



話をバスケのことに戻すと、、、

今回の人事で我々滋賀ブースターが注目している点は、滋賀レイクスのヘッドコーチに日本人の方が就任したということだ。これは結構、革新的で、レボリューションな人事だと思う。
過去を振り返っても、遠山向人さん以来、2人目ではないだろうか?

この方針に関して、私の意見としては、大賛成である。
逆に、今までレイクスはなぜ外国籍ヘッドコーチにこだわるのだろうと疑問に思っていたほどだ。
答えは簡単だ。それはきっとレイクスが、日本のバスケットボール界(メジャー)とのつながりが薄かったからだと想像する。メジャーな所を取りにいけないから、アウトサイド(海外や国内の下部リーグ、新人選手ら)から人材を発掘していかないと難しかったのだと思う。
昨年、社長兼GMが原さんに変わり、オーナーの中山さんのコネクションも増え、滋賀レイクス内におけるバスケカルチャーが一層 濃くなってきた。滋賀だけではなく、国内のメジャーなバスケ人とのつながりを持ち、選手上がりで、より現場のことやバスケのことを知っているスタッフが増えてきた。そこがすごく大きいと感じる。

日本人HCの利点は、コーチの考えていることが、選手だけではなく、そのままブースターにも伝わること。ブースターのバスケIQ、滋賀のバスケ文化の育成にすごく貢献できると思う。
ダビーの時のようなフワッとした(幻想的な)バスケ観ではなく、より現実的な、ヘッドコーチの言葉がそのままチームを動かすくらいの、ちょっとピリッとした、でもすごく勉強になる、そんなレイクスのシーズンが始まると思う。
逆に僕たちブースターの言葉もHCに直接伝わる。やりがいもあると思うし、越えてはいけない一線も必ずあるはずだ。いつでもリスペクトだけはわすれたくない。

大事なのは「言葉」だ。
「コミュニケーション」だ。


健滋朗氏の任期は2年、、、かなぁ?
もし、2年で結果が残せなければ、B革新のタイミング(2026~27シーズン)で監督交代というのも十分あり得ると思う。我々ブースターは、滋賀のバスケカルチャー育成のためにも、前田健滋朗HCをしっかり支えていきたいと思う。

そして、Bプレミアを目指すなら、絶対に、チームの核となる「日本人ポイントガード」が必要だ。広島ドラゴンフライズ、中村拓人選手なんて、まさに、新人ながらチャンスを物にしブレイクした、次世代のスターであろう。
レイクスも、そういった“新しい風”というべき選手を獲得しなければならない。湧川颯斗選手を失ったのはすごく大きい。20代前半で、滋賀を背負ってくれるハートと、テクニック(素質でもいい)を兼ね備えた「看板選手」(ポイントガード)を、前田HCの手腕で育てることはマストなタスクであろう。

あとはスリーポイントシューターかなぁ。広島ドラゴンフライズの戦い方がしばらくトレンドとなりそうだ。
Bプレミアでは外国籍選手の出場時間制限がなくなるので、日本人選手の戦えるポジションは、スピードを活かした“ポイントガード”か“シューター”に限られるだろう。そしてそこには、外国籍選手相手にも“ディフェンス”ができるという条件がポジションに関係なく当たり前に要求されるだろう。
日本人選手ができることはそこしかないといっても過言ではない。誇りをかけたサバイバルは、もう始まっている。
滋賀レイクスも、来季からの二年間でそういう選手を獲得し、滋賀に定着してもらえるよう育成していかないと、Bプレミアでは味気ない、魅力のないチームになってしまうだろう。


もう時間も遅くなってきたので、今日はその辺で終わりにします。

寝ます。おやすみなさい。

滋滋滋…