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フィリピンと日本の違い

日本人が既存の価値観から少しでも自由になるには、まずは多様で異なる価値観や文化に触れることが一歩だと思っています。

そんな中、僕が滞在している南国フィリピンにはそのヒントがたくさんあると思っています。少しずつ紹介していきます。

今日はお金から物事への考え方についてご紹介します。

フィリピンは世界でおそらく唯一、給料日が月2回あります。
雇用契約は「月給@@ペソ」となるわけなのですが、支払日は月2回あり、半額ずつ支払います。
それはなぜか。諸説ありますが、一度にもらうと使い切ってしまうからです。(これ笑い話ではなく、おおマジです。)

うちではドライバーを雇用していますが、次のような出来事がよくあります。
・ガソリン代としてお金を多めに渡していると、余った分でマクドナルドに行ってしまう。(あなたのお金ではない!でもちゃんと返してきます。)
・給料日前に「お金がないので早めに払ってほしい」と言う。(ここ半年、給料日に払った記憶なし)
・お金がないので、1か月分給料の前借りしたいと言う。
・自分でも「お金があると使ってしまう」とちゃんと認識している。

ちなみにこちらの友人に聞いたところ、この世界的に異常とも言える「月2回の支払い」を法的に1回にしようとする動きがあったようなのですが、国民の猛反発を受け、その話はなくなったようです。苦笑

では、なぜお金がすぐ無くなるのか。
それは、ポジティブに言えば、「将来ではなく、今を大切にしている」から。ネガティブに言えば、「長期的な物事を考えられない」から。

日本人の感覚からすると理解できないこともありますが、次回はこの点掘り下げていきます。

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