【設定】キャラクター紹介 ~ サトシ編 ~
私、梶モードの初小説『メニー・クラシック・モーメンツ ~ Many Classic Moments ~(以後、MCM)』ならびに、スピンオフ作品『Evermore』を書き終えましたので、物語上の設定(!?)のようなものを、数回に分けて、ご紹介させていただきたいと思います。
※ ちなみに、前回記事は「こちら」になります~★
今回は、主人公「有季」の元彼「サトシ」について。
▶ 本 名:石門 啓(イシカド サトシ)
▶ 生年月日:1970年08月05日(獅子座)
▶ 身長体重:184cm×72kg
▶ 血 液 型:AB型
シュンの前に6年間付き合った「有季」の元彼。
小麦色の肌で高身長の ” 超絶イケメン ”(という設定 w)。
都内の大手不動産デベロッパー(本社:六本木)に勤務する会社員(職種:営業職)。
仕事がめちゃくちゃデキる男で、エリート街道まっしぐら。
生まれは「長野県」。
大学では「ドイツ語」を専攻。
今も時々、原文で「ヘッセ」や「カフカ」を読んでいる。
サトシは「大胆さ」と「優柔不断」の二面性を持った男。
カンが鋭く、洞察力も優れている。
基本、人に弱さを見せない。かと思えば、素直に傷心を露にする潔さもある。
UKのポップ・バンド「キュリオシティ・キルド・ザ・キャット(Curiosity Killed the Cat)」の楽曲をこよなく愛する。
観劇も彼の趣味のひとつ。
劇団鐘楼の会員であり、劇団の会報『エスメラルダ』の愛読者。
転勤(福岡支社へ栄転)がきっかけとなった遠距離恋愛の末、有季とは2年足らずで破局。
原因は、サトシの浮気(彼の相手は、中州のゲイバーで知り合った男(湯田 イッセイ)。
ちなみに、福岡時代に ” 女性スキャンダル ” あり。
同じプロジェクトに携わっていた女性に、サトシが一方的に好意を持たれていた(彼がゲイであることも知らずに…)。
シュンにとってサトシは「脅威」であることに変わりはない。
しかしながら、最終的に有季はサトシ(との復縁)ではなく、シュン(を想い続ける人生)を選んだ。
シュンにあって、サトシにはなかったものは一体なんだったのか?
この物語(MCM)において、そのテーゼと向き合うこととなる重要な役目をサトシは果たしている(…と思う)。
サトシ(啓)という名前は、キリスト教用語でもある「啓示(=神が人に教え示す)」より。
構想段階では、彼の名字の候補に「日向(ひなた/ひゅうが)」があった(シュン(名字:氷室)の対極っぽい名前にしたかったため)。
サトシのモチーフ:シモン(別名:ペテロ)。
シモンはイエス・キリストの第一使徒でした。
サトシの名字(石門)は、キリストがシモンに名付けたあだ名「ペテロ(岩/教会の礎石の意)」に由来しています。
シモンは宣教活動に邁進した結果、ローマの皇帝「ネロ」の迫害を受け、逆さ十字架にて殉教したと伝えられています。
MCMにおいて「イエス・キリスト」をモチーフとする「有季」にとって重要な役割を担っている「サトシ」を、第一使徒である「シモン」のポジションに割り当てました。
キャラクター設定 ” サトシ編 ” は、以上となります。
彼には裏の設定(もっと闇だらけの w)があるので、是非、物語の中からサトシの隠れた(ダークな)パーソナリティーを探してみてください〜^^
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次回は「キャラクター設定 ” 時子編 ”」をお届けする予定です(キャラ設定の紹介は「時子ママ」でラストになります~)。
お時間がございましたら、梶作品を覗いていってもらえると嬉しいです^^