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【構想】MCMのスピンオフ作品は『Evermore』という名の " 三部作 " になる予定です!

noteにてお知らせしておりました、私、梶モードの初小説『メニー・クラシック・モーメンツ ~ Many Classic Moments ~(以後、MCM)』のスピンオフ作品を、近々(!?)公開しようと考えております^^

公開に先立ち、スピンオフ作品の構想、内容をちょこちょこっと、ご紹介させていただきたいと思います。


▶ MCMの ” スピンオフ ” を執筆する理由…

MCMは ” スピンオフ ” があって完結!?

MCMは、物語の中にいくつかの伏線や挿話のかけらをばらまいていますが、その全部を回収し切れていません(…、ある意味、問題発言… w)。

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 そうそう、昔からこんな感じだったよ、サトシって。

 やけに瞳がきらっと輝く瞬間を、否応いやおうなしに見せつけてくる癖がある。それは、微笑みでもない。幼さでも、あどけなさでもない。
 ロンドンの曇った空の下、スティック状の光がひとすじだけ差し込む、あの神々しさ。

『メニー・クラシック・モーメンツ』第6章:若い頃のはなし より抜粋

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 手入れの行き届いた中庭に、凛とした回廊。麗しく、堅実的なそのビジュアルから、瞬時にここが ” 聖マルコ ” だと判別できた。
 そして、自分の最期を迎えるのはこの場所であるということを、なんだか遠い昔から知っていたような気がする。

『メニー・クラシック・モーメンツ』第5章:もぬけの殻 より抜粋

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登場人物である「有季ゆうき」や「シュン」の ” 意味不明なセリフ ” は、本編では描かれなかった「エピソード」をもとに語らせています。

そういえばMCMって、イミフなことばかりだったよね…

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 ハルと暮らし始めて、今年でもう12年になる。

 彼は3年前に急性のじん障害を患い、5日間ほど入院したことがあったけれども、それ以外は特に大きな病気やケガをすることもなく、至極、健やかな日々を送っていた。

『メニー・クラシック・モーメンツ』第9章:夏の雨 より抜粋

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数行でしか表現していない「歳月」も、実際は、ひとことやふたことで終わるはずのないものだったわけで…。

あの時は、ハルが死ぬかと思いましたよ…

そういった、本編では描かれなかったストーリーを、スピンオフというカタチで、今後、お届けできればと思っています。

物語に、深みや奥行きが出るといいなぁ~^^

▶ 三部作になる予定です

タイトルの ” Evermore” とは「いつまでも」という意味

MCMのスピンオフ作品は「三部作」になる予定です。すべて「有季ゆうき」の視点で物語を紡いでいきます。

三部作の構成は、以下の予定となっています。

  • 第1部:猫のいる風景

  • 第2部:ガッタ・メイク・イット(ライフ)

  • 第3部:イタリア旅行記

第1部:猫のいる風景

ハルがいっぱい出るよ~

MCMは「猫小説」を謳っている割に、ネコ(特にハル)との交流が少ないと、作者である梶本人も自覚しております(猫好きなので、本当はいっぱいハルを登場させたかったのですが…)^^

スピンオフはいい機会となりそうなので「有季」×「ハル」の物語をきちんと描いておこうと思い、三部作の一発目は、正真正銘の「猫小説」を執筆させていただこうかと思っております。

第2部:ガッタ・メイク・イット(ライフ)

あの ” イケメン ” も出るよ~

第2部は ” タイトル未定 ” となっておりますが、候補は上がっているため、決まり次第、更新いたします。

タイトルは『ガッタ・メイク・イット(ライフ)』とつけました~^^。
その(人生)を育ててゆく…、みたいな意味となっています。

この物語では、有季の過去、そして、元彼である「サトシ」との出会い~別れを描いていく予定です。
有季が彼との恋愛から何を学び、何を失い、シュンと付き合うことになったのか。” 遊び人 ” だったハズの有季を変えたサトシとの想い出と、ずっと、傷心を抱えることになる有季の闇(=シュンを不安にさせている部分)を、 ” 解答編 ” として綴っていきたいと思っています。

第3部:イタリア旅行記

シュンは ” あの絵画 ” に会いたかった

第3部では、有季のひとことがきっかけで出かけることになった「イタリア旅行」について、紀行文チックに綴っていきたいと思っています。

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思っていたよりもずっと短かった「ふたりの想い出」を、こういった形で残すことができて、本当に良かったと思っている。

『メニー・クラシック・モーメンツ』第3章:真っ暗 より抜粋

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有季にとっても、シュンにとっても忘れられない、ふたりの幸せだった ” 最後の時間 ” をファンタジックに描いていきたいと思っております。

▶ 只今、制作中です…

春には届けられるかな…

スピンオフなので、もちろん、本編との繋がりを意識しています。先にスピンオフを読んでから本編を読んだ方が、登場人物たちの関係性やセリフの意味などが分かりやすくなるかもしれません w

スピンオフ作品そのものにも「共通軸」があります。3つの物語を通じて、有季が伝えたかった ” メッセージ ” のようなものを感じとってもらえたら、作者として、とても嬉しく思います^^

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スピンオフ作品 ” 全体 ” のご紹介は以上となります。

お時間がございましたら、本編部分にあたる、梶作品を覗いていってもらえると嬉しいです^^

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