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結局メンタルの生き物なんだから、

カイジマです。
最近あったことを共有したいんですが、結局人間ってメンタルの生き物なんだなあという話。

最近、コンサルの延長で今までと違った客層相手に新しい仕事を始めて、今は僕自身始まったばかりだからワクワクしてやってます。新鮮だから。

コンサルっちゃコンサルの仕事なんだけど、例えば経営コンサル的な本格的な業務内容になっていくにはまだ1−2年はかかるし、今はまだクライアントワークみたいなものが多いけど、建設業界という新しい世界を知れて僕は楽しい。

でも、その仕事をすでに3年ぐらいやってる僕より年下の女性がいて。その人は仕事に飽きちゃってるからめっちゃサボってるんです、今。

本当はすごくバリバリ仕事できる人なのに、能力を発揮できなくなって、みんなからの信用も失って「もう彼女には顧客を任せられない」って雰囲気になってます。

彼女はメンタルの落ち込みで、これまで築いてきた信用を全て失ってしまいました。

この現象を見てて、僕はめっちゃ面白いなと思ったんです。

というのも、実際彼女がやっている仕事と今僕がやっている仕事は同じなんです。

彼女はもう仕事に飽きてしまって目指すところもないから仕事から離れたくて実際に精神的にも物理的にも離れてしまった。結局信用を失った。

かたや僕は新しい経験ができてるから楽しくてワクワクしてるし、面倒臭いところも今は経験だと思って全てを自分のプラスにしようと思ってやってる。信用も取れてきている。

これ、もう一回言うけど二人とも同じ仕事をしてるんですよ。なのに得られる結果も評価も違うんです。

これは仕事に対するメンタル、向き合い方の問題ってことです。

同じことをやってるのに同じ成果が出ないのは、能力とかスキルとか以前にメンタルとか精神性が重要になると僕は思うわけです。

今まで結果が出てないんであれば、これまでと同じメンタルで臨むな。むしろ辞めろ


鳴かず飛ばずとはよく言ったもので、知名度も上がらないし結果も飛ばない。そんな人はいろんな業界にごまんといて。おそらく95%以上は無名でしょう。情報ビジネスでもそうです。

結果が出ない人の多くは結局本気でやろうとしてないに尽きると思う。いや、これはその人の精神を否定しているわけではない。事実としてそうなのだからまずは現実を受け入れる必要があると思っている。

そもそも土台無理な話なのだ。人生を投げ打ってまで何かに取り組むことなど。

現代は色んなエピソードが作られているから、自分の努力話も何かドラマチックな話に似ている箇所があれば美化してしまう。

たとえば地元を捨てて誰か師匠的な人の元に修行をしにいく。縁もゆかりもない土地で、仕事も捨ててお金もなくて、身ひとつで勉強をしにいく。

こう見たらすごくリスクを負っているように見えるし、多くの人にマネできない行動を起こしているように見える。

「おお、学ぶためにここまでするとは。この人の行動力はすごい。」

そう周りは評価するだろう。そして多くの人はその評価に浮かれて満足してそこで終わるのである。なぜならこれまでの人生で自分がそこまで行動してそんな感じの評価を得たことはないからだ。

初めての経験に、浮かれるのだ。本当に求めていたものはまだ手に入っていないのに。非日常状態にいるだけで自分を正当化するのだ。そしてそれに慣れて徐々に日常になっていけば、化けの皮が剥がれる。実際には自分は何も変わっていないことに気づく。

実際のところ、地元や仕事やお金の安定を捨てて見知らぬ土地に行くということそれ自体は全然大した話ではない。『退職してプラプラと日本旅行する』のと同じことだ。

勉強するとかいって実際に部屋に閉じこもっているとしても、外部の人間から見たらそいつの時間の進み方は『仕事を辞めて家でYouTube観てる』やつのと同じだ。

ただ「勉強をしに行く」というオプションがつくだけで、知らない土地に行くとか、家にこもるとかいう行動がいくらか美談に見える、というだけの話だ。

みんな自分の人生を少しでもよく見せたいものだ。オプションをつけたがるし大袈裟に語りたいものだ。だからブランド品を買いたがるしすごい人間とつるみたくなる。

だが結局のところみんな根底では気づいてる。本音では知っている。
自分の中身に積み上がっていくものがないと満たされないことに。

それは『努力』『継続』『経験』とか色んな表現があるけど、全部自分で手に入れるしかないもののことだ。

オプションは他人の力を借りれば簡単に手に入る。お金もだ。そもそも宝くじやラッキーなんかで手に入る可能性があるという時点でお金自体に人生をかけて手に入れる価値はない。

どんなにラッキーが起こっても手に入らないのが『努力』『継続』『経験』だ。みんなが本当に欲しいのはこれなのだ。

そしてこれは手に入れるとかの類のものではない。

自らの中に最初から埋まっているもので、発動するかしないかを自分で決めるものだからだ。

みんな本当は自分と闘って勝ちたいのだ。でもそれがしんどいから、自分以外の勝てそうなやつと勝負したい。だから見た目、外見、表面にばかりこだわるやつが増えるのだ。

全部、精神なのだ。この世の問題、課題、悩みは全て精神である。

冒頭に言った通り、僕と同じ仕事をしている女性は精神を乱してパフォーマンスが維持できなくなった。結果信用を失った。本人にとっては面白くない結末になる。

それをプラスの経験に変えて次に活かす、というのが良い精神状態の循環を産む。それができないのが『未熟』、未だ熟していない精神ということになる。


さあみんな、何か悩みはありますか。うまくいかないことはありませんか。それ全部あなたの精神の問題です。全部です。全部ですよ。全部あなたのせいですし、あなたしか解決できないことですよ。

『この世の郵便ポストが赤いのは俺のせい』という言葉を知ってますか。知らなければググってください。

この世に起きる全ての事象は自分の責任だ、という意味ですね。それくらいの感覚で生きた方がかえって人生がシンプルになって生きやすいですよ。


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