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甘えん坊太郎 背筋伸びる回day16

シェアハウスは家事をしてくれる人はいないから
基本的に掃除や炊事は自分たちで行うのが主。

自分が怠けていると他人に迷惑をかけてしまう。

僕は今日迷惑をかけた。

タバコの箱をゴミ袋に捨てたのだが、
プラスチックの方だった。

無意識にやってしまったとこは反省して
次はきちんとやるでいい。

しかし、そのゴミ袋を年上の人が全部ひっくり返して、
分別を始めた。

自分が無意識でやってしまったことで迷惑をかけた。

父の言ってた最低限ってこういうこともか。

意識をするとこはして
お互い気持ちよく過ごしたいとおもうかいやであった。

一人暮らしをした時にも感じたことなのだが、
母親のありがたみを知る。

実家は、
食事に困ることはなく、
洗濯物はきれいに畳んであり、
お風呂の湯は溜まっており、
部屋も清潔に保たれている。

「あ〜どこかに家政婦みたいな女の子いないかな〜」

とふと呟いた時、母親から

「女を何だと思ってるの。だから彼女ができないんだよ。」

と言われたことがある。

ぐさっと刺さって何も言い返せなかったが、
今改めて、この状況でも同じことを考えている自分。

(あ〜どこかに家政婦みたいな女の子いないかな〜)
そう口にすることはないが、
胸に秘めたまま、洗濯をするかいやであった。

なんたろーに。




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