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くすんだオレンジ day23、24

day23

部活に生きていた時と重なるような日々を
生きている。

朝早く起きて遅くに帰ってくる。
そしてすぐに寝る。

社会人ってみんなこんな感じ??
知らんけど。

ちょっと自分の話をしよう。

基本一人が好き。
一人の時間が無いと息詰まる。
独りも好きなときはあった。
でもそれは
今は誰にも会いたくない、
邪魔されたくない時。
俗に言う「殻に籠る」時。

一人が好きだけど、
寂しがりやで甘えん坊。
これだけ聞くと面倒くさそうだな。

でも自分はこんな人間。

今、
自分の時間が極端に減った(当人比)ので
息詰まることが多く見受けられる。

今の生活で、寂しくなんかないし、
年上の人に十分に甘えてるから満足。
ただ、自分の好きなことや、
リラックスできる時間がちょっと足りない。
捻出しようと試みる。

この生活を選んだからに
障壁等もあるけど、
学んだこともある。
人がいっぱいいる生活は楽しい。
そう思う。

7時15分に出て
19時半に帰ってくる。

11時間労働、アウト。

なんたろーに。

day24

「大雨は突然に」

「今日は午後から雨が降るらしい。」

予報は14時から雨。

それもあり、午後からは倉庫で選果の作業。

この作業が終われば、おやっさん家でのご飯会。
早くご飯の時間にならないかな〜と頭の中は
ご飯♪ ご飯♪

そして、選果作業が終わり、
宿舎に戻ってゆっくりしていた時。
一つショッキングな出来事があった。

「おれ、仕事クビになった。」

最初聞いたときはまたまたご冗談を〜

という感じだったが、どうやら違うみたい。

「明日この宿を出ることになる。」

まじか。。。 雨足も強くなる。

その人はお父さんの年代で、
喫煙所で一緒になったときや、
ごはんを食べるときも
気さくに話しかけてくれて
ええ人やな〜って思ってたからこその驚き。

自分に合わなかったタバコを丸々あげたら
缶ビールを奢ってくれた。
これが別れのビールになるとは。


他の勤務者と上手くいかずに
一緒に働くことが厳しくなったそうだ。

簡単にいうとこんな感じだが、
実際は闇深いというべきか、
大人ならもっと他の選択があったんじゃない?
とその農家さんを含め全員の対応には疑問点が残る。

ただ、自分に話じゃないからあんまり首をくっこみたくないが、
明日は我が身、何があるかわからないという
少しの恐怖心が芽生えた瞬間。

予定やともう少し長く一緒にいれたはずだったのに、
急な別れに悲しくなる。

LINEだけは交換して、これでいつでも連絡できる。

ほんとうに優しい人やったから、またどこかで会えたら。

別れを惜しむ、それは出会いがあるから。

一歩踏み出して、出会えたことに感謝。


土砂降りと晴れない心の中向かった
おやっさんの家のご飯会は
飲み過ぎてよく覚えてないけど、楽しかった。

サメを食べたことは覚えてます。


荒れた天気も明日には晴れるだろう。

またどこかで、
その時は晴れてたらいいな。

なんたろーに。

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