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デザイナーでいることは悪ですか?
インハウス(しかもデザインに理解のない職場)で働いている。
そして、年末から「デザイナーだと言うのはやめろ」と言われ続け、少しずつ毎日「自分らしさ」が剥がされて削られていく。
デザイナーとして雇われたわけだし、
デザイン目線を求めてくるのに。
デザイナーが集まる場所や尊敬しているデザイナーさんたちは、必ず「デザイナーとして」「365日デザイナー脳で」といわれる。そりゃそうだ。見てるもの触れるものが明日のアイディアになる。
どちらも正しいんだろう、と思っているが、心は素直に受け入れられない。
「デザイナーだと言うのをやめろ」は、ほかの職業の人には言わないだろう。
デザインへの理解がないことは許せる。職業否定は許せない。というか、デザインを取ったら、私には何も残らない。
それがプライドなら、捨てれないし譲れない。
でも、それがダメだという職場で雇用されている以上、その考えに従うべきことが正解なのだ。
専門職がよかった。手に職が良かった。
だから事務職を捨てた。誰でもできる仕事と言われるのが嫌だった。
そのぶん、無駄だと言われた努力もした。社会人からの出遅れと行き遅れた孤独感も「デザイナー」であることで帳尻を合わせてきた。今までを全部否定された気分で、希望がない毎日になっている。
デザイナーでいるためには、デザイナーであることを語るのは、そんなにいけないことなのか。
私だけ、毎日ずっと進んでいない気分だ。
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