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2023年読書録⑥「シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント」

今年6冊目に選んだ一冊

この本との出会い

私は人生はそんなにつらいものだと思っていない。人生をつらくしているのは私たち自身だと思うよ。
私がなくしたいと思っていることの1つに、「べき」という言葉がある。「べき」という言葉が頭に忍び込んでくるのは、罪悪感や社会的刷り込みのせいだ。

シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント
P193第2部幸福

35歳を迎えて、人と比べてしまったり、勝手なべき論を自分に課してもやもやするな〜。
そんなことを考えているときに出会った一冊。

シリコンバレー最重要思想家

この言葉に引っ張られて、よほど小難しいことを書いてあるんではないかと思ったがここに書かれている思想、考え方は実にシンプルだし、身近な言葉が多かった。
例えば、

  • 競争の罠から抜け出すには、君らしさを貫いて、君がほかのだれよりも上手くできることを見つければいい。なぜ、それを誰よりも上手くできるかといえば、それが好きだからだ。

  • この世で何がつらいかって、自尊心を持てないことほどつらいことはない。

  • こうあってほしい、という願望が現実を曇らせるんだ。

  • 幸福よりも家族よりも仕事よりも優先していることは、私自身の健康だ。すべては私の体の健康から始まる。第二が私の心の健康。第三が私の心の安らぎ。次が家族の健康。それから家族の安泰だ。
    これさえあれば、世界を相手に思いっきり戦える。

    もちろん冒頭に書いた、この本に出会ったきっかけの言葉もそうだ。
    人としての本質を突いている。

でも、この言葉たちは当たり前のことだが、これを常に意識するのは相当に難しい。少なくとも自分にとっては、気づいたら競争に焦っているし、自尊心を失いそうになるし、相手へ勝手に期待をしてしまっている。

自分で生み出している思い込みや勝手な期待から抜け出すには

今までの自分と少しでも変わるには、新しいメンタルモデルを手に入れるには、

  • 読書

・読書は競争ではない、良い本ほどゆっくり吸収せよ
・私が人生で何らかの物質的成功を収め、何らかの知性を得ているとしたら、それはひとえに読書量のおかげなんだ。現実の人間は1日1時間も読まない。多分1日1分も読んでいないだろう。読書を本物の習慣にすることが、一番重要だ。

  • 運動

・運動習慣を身につける方法は何でも構わないよ。とにかく毎日やることが肝心だ。
・何をするかで迷う人が多いけれどそれはピントがずれている。
・大事なのは何であれ、毎日やることだ。

もっといろんな気づきで大事なポイントがあるが書ききれない。

一番大事なのは、当たり前だけど難しい。
自分を大事にして生きることがすべてにおいて大事なことである。

そんな気がした一冊です。

この本での刺さった言葉たち

  • 私は人生はそんなにつらいものだと思っていない。人生をつらくしているのは私たち自身だと思うよ。
    私がなくしたいと思っていることの1つに、「べき」という言葉がある。「べき」という言葉が頭に忍び込んでくるのは、罪悪感や社会的刷り込みのせいだ。

  • 幸福よりも家族よりも仕事よりも優先していることは、私自身の健康だ。すべては私の体の健康から始まる。第二が私の心の健康。第三が私の心の安らぎ。次が家族の健康。それから家族の安泰だ。
    これさえあれば、世界を相手に思いっきり戦える。

  • 人は人生にいろんな期待を持っている。勝手な期待は早く砕いたほうがいい。

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