多様性とは抽象性
「多様性とは、つまり抽象性の問題なんだ。」
西沢立衛さんがスタジオで私に言ってくれた言葉。これがなかなか難しい。
つまり、西沢さんが言いたかったことは、
みかんが入った箱を遠くから見たら全て同じに見えるけれど、近づいてみたら大きさが違ったり、傷があったりと違いが見えてくる。
多様性とはコトモノを見るキョリというのが重要な問題なのではないかということだった。キョリによってはそれらは一様に見えるし、また違うキョリでは多様に見えてくる。
その話は感覚的にもよくわかるし、納得がいった。
しかし、それをどう設計に活かしていくべきか。それを意識した時、どうしたら多様性が生まれるという空間を作り出せるか。
悩んでいる...
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