和のティータイム お茶とアート
お茶の良い香りに誘われて、日本茶のカフェに入った。久し振りに味わう上質な空間。ゆっくりと流れる時間の中で考えるのは、将来開きたい喫茶店のこと。
お茶とアート
こうしてゆっくりとした時間を過ごすと、色々なクリエイティブな考えが浮かんでくる。私は、将来アートギャラリーカフェを開きたいと思っている。お茶と芸術って相性がいいんじゃないだろうか?両方とも生活必需品ではないけれど、あると心を豊かにしてくれる。
お茶屋で働いていた時に再三言われた「お茶という『嗜好品』を買ってくださるお客様」という言葉を思い出す。私にとってはないことは考えられないものでも、一般的に見たらお茶もコーヒーも芸術も嗜好品なのかも知れない。けど、だからこそ、それを購入するお客様にはより一層「感謝しなければならない」と思う。その空間は生活を豊かにするけれど、忙しい現代人にとってはとても贅沢な空間なのだ。
芸術とは何か
今日のコーヒーを入れている時に、思わぬアクシデントに見舞われた。
コーヒーを淹れている最中に、カーペットにぶち撒けてしまったのである。コーヒーは私の意に反して戸惑うことなく落下した。
「何て見事に床に模様を描いたんだろう!」これも偶然が生み出した一つの芸術作品である。床にキャンバスを置いて作品を描くジャクソン・ポロックと同じ手法で、しかし計算せず完成した作品を見て少し満足したのである。
創造力を掻き立てるもの
本当に、何が創造力をもたらすかなんて分からないものである。日本茶カフェでお茶の香りに包まれている時も、次から次へと考えが浮かんできた。しかし、日常のチューニングが少しずれた所にも、面白い事は転がっているのである。
意識的に毎日違う日常を過ごす。心が凝り固まらないように。
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