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常識を疑う前にすること

おはようございます。

最寄りの図書館が復活し、またいろいろと本を借り始めました。

いろんなところの図書カードを作っていて、いろいろ持っていた方が選択肢がたくさんあり新鮮さもあるのでおすすめです。

別に図書館のある地区に住んでなくても作れるところがほとんどなので。

それこそ最近図書館で借りたビジネス書などに、よく「常識を疑え」とかって書いてありますね。

僕みたいな思考停止存在からしたら、常識の疑い方の本を出してほしいくらいこの常識を疑えということが正直よくわかっていません。

僕の好きな山口周さんの著書の中でも、この常識を疑えという事に対して言及しています。

全部の日常を疑っていては日常生活は成り立ちませんよね?どうしてサヨナラの時には手を振るのかとかいちいちこんなことを考えていたら日常生活は破綻する。つまり常識を疑えはアサハカさがある。常識を疑えというのはとてもコストがかかるものだからだ。じゃあどうすれば?見送っていい常識と疑うべき常識を、見極める選球眼を持つ。

全文正しいわけではありませんが、僕の本メモにこのように書いてありました。

つまり全常識を疑っていると、人間としての通常な生活を送ることができないというような内容です。

確かにそうですね。

じゃあ正しい常識の疑い方というのはどういうものなのだろうか?

僕的には、まず常識がそこにあるという事を自分で把握するという作業から始めるべきだと思います。

常識がそこにあるというのはどういうことかというと、自分の関わっているもしくは働いている組織の業務フローであったり、当たり前に起こっていることをかき出してみることによって、僕らが当たり前になりすぎて見過ごしている常識がそこには出てきます。

1日の行動や作業の内容などをGoogleドキュメントとかメモにちょろっと書いておくような感じです。

例えば清掃バイトをしている僕。

07:00~08:00ゴミ出し
08:00~08:20外周の掃き掃除
08:25~09:00ゴミ庫の整理(ゴミクセェ)
09:00~09:30マンション内3フロア分の掃除がけ(ハンディーでやれば1日で全フロアできるなぁ)
09:30~10:00エントランス、ラウンジ掃除かけ
10:00~10:30エントランス、外周モップがけ(正直モップやる意味を感じない。)

こんな感じです。

曜日によって若干変動はありますが、これが清掃バイトという組織に所属している僕の常識です。
ここで感じていることも横に書いておくとなおいいです。
紙でアナログであるとか、この作業が時間かかりすぎとか、だるいとか気持ちでもいいと思います。

自分の慣れている仕事とか作業は慣れすぎてどこに常識があるかどうかがよく見えてこないので、やったことをメモするととてもいいですね。

僕の場合はやることが決まっているので、もっと仕事が流動的で日によって行う仕事が違う場合は、営業職とかの場合はどのように受注するまでの流れを書いてみるといいと思います。

飛込でお客さんを獲得→ヒヤリングして→その問題を解決する商材を提案→受注

こんな感じです。

自分がどんな常識を行っているのかというのをあぶり出しできると思います。

では、ここでようやく「常識を疑え」ですね。

行う作業の横に書いておいた感情メモが役に立ちます。

僕の参考にならない清掃バイトの例ばかりで大変申し訳ないのですが、
全部で15階建ての建物で、1F、2Fはエントランスとラウンジみたいなマンションなので、居住地は全部で13Fあります。

んで僕の会社の常識では毎日3Fづつ掃除機をかけています。
月曜日3F、4F、5F
火曜日6F、7F、8F
こんな感じです。    

          使っているのはこんな感じの掃除機です。

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ほぼ毎日やっているので正直そこまで汚れてないのですが、この大きな掃除機でいちいち掃除をしています。

しかもコードを手で巻くというとても古い掃除を使っていて時間も無駄。

しかしこれが常識なんです。

早くキレイを維持するという事考えるとこういったハンディタイプの掃除機で目に付くゴミのみ瞬間で吸い込めばいいと思います。

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これであればフロアの移動も素早くできるので、1日ですべてのフロアを回ることができ他の事に時間を割くことができると思います。

このようにまず自分らで、やっている常識を自分がまず認識することができればここ無駄じゃねとか時間がかかってるなーとか不満が見つけやすくなると思います。

これでようやく常識を疑えるのかと思いました。

他の業界とか同じ業界関係なく、自分の可視化した常識を見せると、
「うちだったらこここういう風にやっているよ」
「なるほどね~でもねお局さんが言うからそこは変えられないのよね~」
みたいな感じでみんなの常識を知れるとよりより会議になる気がしますが、僕にはそんな友達はいないので残念です。

常識を疑う前にそこにある常識を可視化し自分で把握するのはいいかもしれないし、よくないのかもしれません。

ではまた。





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