# 相手の立場に立って考える
自分本位で生きていくことを強く主張する反面、やっぱり相手のことを慮ることは生きていく上で必要であると考える。
円満な人間関係を構築するためには欠かせないことだと思う。
例えば、今僕は7人家族の中で暮らしている。そして家には3名の受験生がいる。弟君たちがこぞって受験するということで、トリプル受験。家族にもそれなりに彼らへのフォローアップは要求される。
そしてこの自粛ムードの中、彼らへのストレスもなかなかのものであるだろう。事実弟くんたちの期限が悪いことも多々ある。
勿論他人が不機嫌なところを見ることは気持ちのいいことではない。少なからず気分を害するところはある。
だけど、自分がその感情を吐露する前に、僕は思った。
自分もそうだった、と。
自分の受験期もなかなか散々たるものであったと記憶している。今より小さい弟たちに囲まれて大騒ぎの中勉強をしていた記憶もある。正気を保てず、苛々を他の家族にぶつけたものだった。
だから不機嫌な彼を見て、あぁ、自分にもこんなときがあったなぁ、とか思うと、彼へのネガティブな感情はいくらか(というよりほとんど)なくなる。自分だって偉そうなこと言えない立場なんだもん。
だからこんなときだからこそ、目の前の人を配慮するって大切なことなんだなぁと、家にいながら考えたりしているわけです。
無論、他人を気遣えるかどうか、これは自分に余裕がどれほどあるかに大きく絡んでくる部分があると思っている。自分のことを十分に気遣えない状況で、他人への気遣いなどできるはずもない。そしてこの状況で自分に余裕がある人の方が少ないのかもしれない。みんな自分のことで手一杯なはずだから。
だからなんて気楽な身分なんだろうなぁ、と少し恥ずかしくも思えるけど、今日はこんなことを考えていた。
平和に生きるって難しいよねぇ。
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