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クラス替え

僕は中学1年生の時好きな人と同じクラスだった。そんな僕に一大事が発生した。そうだタイトルにもあるとおりクラス替えだ。クラス替えばかりは努力でどうしようもない、いわゆる運が全てだ。

確かにクラス替えは先生が適当に選んでるわけではなく頭の良さだったりうるさい組みを離したりなどと考えられて構成されている。僕と好きな人は周りから見ても特に仲がいいわけでもないしまさか僕が好きだとは思っていないはず。先輩から聞いた話なのだが中のいい同士は問題児じゃないかぎり同じクラスにしてくれるらしい。その理由は仲がいい友達とクラスが違って不登校になった例があるかららしい。まあもちろん同じクラスだったからと言って仲がいいというわけではない

少しでも好きな人と同じクラスになれる確率が高くなるのであれば仲良くなっておけば良かったと少し後悔した

そんなことをしているうちにクラス替え発表前日

好きな人「同じクラスになりたい人とかいないの」

僕「まあ男友達は仲がいいやつと一緒がいいよな」

好きな人「女子は?」

僕「うーん、あんまり仲いい女子いないからなー」

好きな人「え、嘘やん、〇〇ちゃんとか〇〇ちゃんとめっちゃ仲いいやん」

僕「あーまあくだらないこと話す程度だけどなー」

僕は嬉しかった。なぜかというと僕が誰と仲が良いか好きな人が知っててくれたからである。少なくともそのくらいは僕のことを見ててくれているとちょっとヤバイ考え方をした

僕「お前は誰と一緒がいいの?」

好きな人「うーん、特にいないかなー」

僕「〇〇と〇〇と仲いいじゃん」

僕は負けずと彼女の仲の良い人の名前をあげた

「よく見てくれてるね、そんなに私のこと好きで見てくれてるの?笑」

彼女の言葉はまさにブーメランだった。そんなこと言ったら彼女は俺のことを好きだから見ていることになる。僕の勘違いかもしれないからそんなことなんかいえず

僕「そんなわけないでしょ」と否定した(本当はすごく見ていた)

そしていよいよクラス替え当日、黒板にクラスがのっていた。

結果は、、、

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