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今年もお世話になりました!

気づけば、すっかり年の瀬である。
2023年。皆さんにとって、どんな一年だったのだろう。

裏話をすると、筆者がこれを書いているのは10月17日。
実に年末の2ヶ月半も前に「今年も終わりかー!みんな!ほんとにお疲れちゃん!」なんてことを語りかけているのだから聞いて呆れる。……当然、年末感は皆無だ。

はあ。いつからこんな“予約投稿の鬼”になってしまったのか。
「よし!書き上げたで!早速投稿じゃー!」と、キャッキャしながら無垢な気持ちでnoteを運用していたあの頃の自分に戻りたい。

 
……早速で大変心苦しいのですが、ちょい長めの余談にどうかお付き合いください。

「何があっても困らないように!」と、それはさながら死亡リスクが限りなく低いのに進んで高額な民間保険に加入する用心深い(?)人間のように、実のところ1ヶ月程度の記事のストックは常に忍ばせていた。

しかし、僕のnoteにたびたび登場する作品紹介、とりわけ新発売の面白い書籍や放送が始まったばかりの感動的なドラマの感想などは「“ホットな話題はなるべく熱いうちに”やで!」という、仕事などでは一度たりとも発揮したことのない、そうした意識高い系の勢力が次第に自らの心を侵食していった。
特に今年は感想を述べておきたい作品が豊富でもあったので、投稿時期に左右されない内容の記事がどんどん後ろ倒しになってしまったわけである。
 
しかし、いくら投稿内容が時期に関係ないとはいえ、もはやここまで時が経ってしまうと記事を書いた記憶すら覚束ない。

投稿は予約しているものの、念のため正しく更新されているか確認するたび、「はて……こんなの書いたっけ?」という面持ちになる。それはまるで、「ちょっとすみません!今日から2か月前の第3土曜日に食べた夕食は!?」と突然マイクを向けられ尋ねられるような感覚だ。

何もかも自分が悪いというのに、そんな時は思わず、「覚えてるわけがないでしょ!さあ、どいたどいた!」と声高らかに言い放ち、自らを取り囲む報道陣を押しのけ、そそくさと目的地へ赴きたい気持ちになる。見苦しいったらありゃしない。

 
閑話休題。ちょっと個人的な愚痴を言いすぎた。つまるところ、この記事の主題はこれである。
「2023年も色々ありましたが、大変お世話になりました!」
 
noteを始めて6年目。根拠のない方針を決める時はいつだって唐突なのかもしれないが、ある日「やったことのない新しいことをしてみたい!」と思い立ち、今年の4月1日から本日まで毎週土曜日は欠かさず記事を投稿してきた。

ちなみに昨年はというと、月に2本くらいの更新だったものだから、大体倍の本数をnoteに投下していた計算になる。
分量も倍……いや、これは最近気づいたことではあるが、文字数が昨年のそれより多くなっている感覚があり、実際確認してみるとやはりそうであったので、正確には倍以上書いていたようだ。
 
毎週投稿してみて分かったことの一つとして、ありがたいことに“記事に対する反応が増えた”というものがあった。
僕の場合、「全記事においてコメント欄封鎖」という類まれなるコミュ障を併せ持ってしまっているわけだが、それでも毎回のようにスキをくれたり、自主的なフォローをしてくれる方も以前よりお見かけするようになった。
その方お一人おひとりにこの場を借りて御礼を言わせてほしい。本当にありがとうございます!
 
そして、限られた一部を除いて、自分以外のnoteを積極的に読むことはあまりなかったのだが、気づけばリアクションをくれた方に関心を持つようになっていて、その方のページへ飛び記事を読ませていただいたこともたびたびあった。こうしたnoteの輪こそ、これからはもっと大切にしていきたいと思う。

 
うーん。いつもより少し短めなのかもしれないが、これ以上感謝の気持ちを書くと(「そんな年齢でもないだろ!」というツッコミが聞こえてきそうですが……)シャイボーイ魂が爆発しそうなので、恐縮ですがこの辺りにさせていただきます。
……今も顔が少し火照っているくらいなので。笑(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)


そうだ、最後に。
これはとても身勝手な振る舞いなのかもしれないが、今年投稿した記事で特にアクセス数が多かった記事とスキの多かった記事をそれぞれ3記事ずつ紹介させていただきたい。

「多くの皆さんに読んでもらった」「気に入ってもらえた」という事実はいついかなる時も重要視していきたいし、何より少しでも需要があるのなら更新されるたび下のページへと埋もれてしまう記事たちを陽の当たる場所へ導くことが、今の僕ができる唯一のことなのかなとも思う。

ちょっとした暇つぶしに。今の季節、コタツにでも入りながら気楽に遊びにきてくれたら、僕はとても嬉しい。
 
ということで皆さん。改めて今年もありがとうございました。よいお年をお迎えくださいね!(まだ10月の海人より)


☆海人のnote 2023年アクセス数トップ3

【第3位】
友情物語ではないし、サクセスストーリーでもない。『だが、情熱はある』


【第2位】
生方美久脚本『いちばんすきな花』


【第1位】

日本屈指の温泉街を素通りし、初めてのキャンプに勤しむ


☆海人のnote 2023年スキ数トップ3


【第3位】
心を離さないOfficial髭男dism


【第2位】
海人のnoteへようこそ


【第1位】
過去と現在、そして未来までも照らす光 星野源×若林正恭『LIGHTHOUSE』


皆さんから大事な大事なサポートをいただけた日にゃ、夜通し踊り狂ってしまいます🕺(冗談です。大切に文筆業に活かしたいと思います)