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ギターソロをスルーして聴く時代にあえて言おう〜ギターを聴け❗️〜名曲篇


最近はギターソロの部分を飛ばして聴く若い人達が増えてるそうだ。
私的にはああそういう時代がやってきたのかなと思ってしまった。

原因は様々なことが考えられる。
一番の原因は音楽を家の中でじっくりと聴いている人が減ったことであろう。
今はスマホやパソコンで音楽を聴き、楽しんでいるのが主流だ。
デジタル音源はサブスクでコスパ抜群、クリアーな音源である程度の音質を満たせばOKなのだ。

かってオーディオ雑誌というものがいくつもあり、高級オーディオシステムなるものがブームをよんだこともある。
先日オーディオメーカーであるオンキョーが自己破産という悲しいニュースを目にしたが、オンキョーやパイオニアといったかってのオーディオメーカーはそのブームの担い手だった。
その牙城が崩れかかったのは80年代半ばCDの登場だ。
レコードに取り変わったCDはコンパクトなオーディオでもデジタル音源なので音質はさほど落ちない。
メーカーもデジタルオーディオを製造し継続させたが、それもネット普及に喰われるまでの繋ぎであった。
YouTubeや動画サイトでの無料の視聴、音楽配信サイトは敷居が低くなった。

前置きが長くなった。
何を言いたかったかというと音楽を聴くことは現在はそれだけ多く人の趣味の中でウェイトを占めてないということだ。
だからギターソロを飛ばして曲の全体感だけ掴んでいればいいということじゃないだろうか?、

でもあえて言おう。
ギターソロを聴け!
ギターソロが入って初めて曲の魅力があるんではないだろうか?

○クイーン〜ボヘミアンラプソディー
クイーンのハーモニー、フレディマーキュリーのボーカルが冴え渡る。
しかしブライアンメイが弾くソロが入ってこの曲は引き立つ。曲の中間部の流れるようなソロ。
ボヘミアンラプソディーは組曲なのだ。
これは飛ばしては聴けない。


○レッドツェッペリン〜天国への階段
イントロのアコギのアルペジオ、中間部のリズムソロ、後半のドラマチックなエレクトリックギターソロ。
ジミーペイジのギターが曲の要だ。
これは飛ばしては聴けない。


○デレク&ドミノス〜愛しのレイラ

有名なイントロは中間部のデュアン・オールマンとエリッククラプトンのソロの間にも流れてアクセントを付けてる。注目すべきは曲調ががらりと変わる後半のレイドバックしたメロディー。


○イーグルス〜ホテルカリフォルニア
いかにもウエストコーストな音なのだが、後半の
ジョーウォルシュとドンフェルダーのツインリードが圧巻。
ギターソロが曲を作っているといっても過言ではない。


○ビートルズ〜サムシング
イントロの音を聴いただけで曲の雰囲気がわかり、中間部のギターソロのハイライトをイントロに持ってくるという手法。


ここにアップした曲はすべてギターソロが曲のイメージ付けをしている。
それがイントロなのか?中間部なのか?後半部なのか?
いずれにしてもギターソロを省いてしまうと曲は成立しない。

最後にもう一回言おう。

ギターを聴け!

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