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EP.04 ビブリオバトル1
みなさんはビブリオバトルをご存知でしょうか。
簡単に説明すると、本のプレゼンをして一番『読みたい!』と思わせた人が勝ちというものです。
私の大学の授業で、このビブリオバトルを2回行いました。その際の原稿を供養ということで晒したいと思います。
今回のビブリオバトルのテーマは『ゲーム』でした。
そして私が紹介したのは、『岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた』です。
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「皆さんは今ハッピーですか??」
おはようございます!!よろしくお願いします。
今回のテーマは「ゲーム」ということで、
「ゲーム」からは色んなことが連想されます。皆さんもゲームと言われたら何を思い浮かべるでしょうか?
ゲームタイトル?最近ではネットゲームも主流ですよね。それとも、小学校の時にやったようなレクリエーション系のゲームでしょうか。
今回、私は「ゲームを作っている会社自体」を思い浮かべました。有名なゲーム会社としてはプレイステーションシリーズのSONYやSEGAなどがありますよね。
特に皆さんに馴染み深い会社といえば任天堂ではないでしょうか。
D SシリーズやW ii、switchなどここにいるほとんどの方が任天堂のゲームに触れていると思います。
ここで余談ですが、私は映画やドラマのキャストや脚本家、監督のインタビューが好きなんです。作り手がどのような思いで作ったのか知るのが好きなんですね。
それと同じように任天堂は「どのような思い」を持ってゲームを作ってきたのか。知りたいと思いました。そんな私の興味を満たしてくれた本が今回ご紹介するこちら『岩田聡さんはこんなことを話していた』です!!
皆さんは岩田聡さんをご存知でしょうか。この本は岩田聡さんのインタビューを再編したものになっています。この岩田聡さんは前・任天堂の社長です。
しかし、残念なことにもうお亡くなりになっています。この本は氏の追悼本でもあるのです。
岩田さんは任天堂に入る前に32歳の若さでH A L研究所という会社の社長になります。しかも、この時会社には15億円の借金があったのです。でも、それを解決させてしまうのです。その手腕を買われて42歳で任天堂の社長になります。
でも、前の会社でどうやって経営を立て直したか?気になりませんか?
その方法は面談です。岩田さんは社員全員と面談をしたんです。それは自分の会社の強み、もしくは弱みを知るためです。それに加えてもう一つ、お互いに理解することが目的でした。自身が自分を理解してくれるボスの元で働きたい。岩田さんはそのように考えたんです。しかも頻度は半年に一回!!社長業務もして借金も返してですよ?!
岩田さん自身もともとクリエイターの人なんです。だからこその発想だといえます。
そして、その面談ではその人に合わせて話を進めるんですけど、唯一の決まった質問が「今ハッピーですか?」なんです。それは面談をしていく中で岩田さんが決めた会社の共通の目的が「作り手とお客さんを共にハッピーに」だったからです。
そう、合言葉は「ハッピー」なんです。
それは任天堂の社長になってからもそうでした。
多くの人をハッピーにするためには多くの人に自分たちのゲームを楽しんでもらいたい。そのためには飽きられないように人々に驚きを提供し続けなければならない。
そうした試行錯誤の中でdsやWiiが生まれてきました。Dsはタッチスクリーンで、Wiiでは十字キーといくつかのボタンだけシンプルさで当時非常に驚かれたそうです。結果Dsは脳トレシリーズなど幅広い層をターゲットにすることに成功し、そのシンプルさでWiiは家庭に普及しました。
それもこれも「ハッピー」のためなんです。
はじめは「どうゆう思いで任天堂がゲームを作ってきたのか」を知りたくてこの本を手にしました。しかし、リーダーとしての姿についても知ることができました。
しかも、それがリーダー然とするのではなく、寄り添う姿勢というのが素晴らしかったです。
他にも、「カービィ」や「メイドインワリオシリーズ」の誕生秘話なんかも触れられています。ゲームが好きな人。経営的なことに興味がある人。素晴らしい人の思考を知りたい人。様々な人におすすめしたい本です。私も読んでなんだかハッピーな気持ちになりました。ぜひお手に取っていただきたいと思います。
ありがとうございました。
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私の拙いプレゼン原稿をご覧いただき、ありがとうございました。
実はこの日のビブリオバトル、私は勝つことができませんでした。
なぜなら、一個前の方と紹介する本が被ってしまったのです!!
しかも、私の順番は2番目。2回連続になってしまいました。
そのため内容もみなさんご存知で、原稿通りにはいきませんでした。
アドリブで軽く自虐しながら、原稿を掻い摘んでお話しました〜
では。
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