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GRⅢx | GR SPACE TOKYO訪問。そして再会。

昨日は久々に自由な時間が取れたので、行ってきましたよ、ついに。

RICOH「GR SPACE TOKYO」。

カメラ好きにとっての新しい“聖地”になると、今話題のスポット。

心をときめかせながら、着くまでの過程でスナップも楽しみながら。

今回はその記録と記憶を綴ります。




今日の相棒はもちろんこれ。

GR SPACE TOKYOに行くとなれば、その際のスナップの相棒となるのはもちろんこれしかないよね。

そう、GR。



GRシリーズはこれまでいくつか使ってきたけれど、今はGRⅢxが一番しっくりくるのです。

「焦点距離年齢説」なんてものが時々言われたりしますが、アラフォーの僕にとってはまさにその説が、心に染みる。


渋谷駅から、てくてく歩く。

GR SPACE TOKYOの最寄り駅は原宿駅(おそらく)。

でもいきなり最寄りに降り立ってはつまらんと思い、とりあえず今回は渋谷からてくてくと歩いて向かうことにしました。

というか、単にIKEA渋谷店に寄りたかっただけです、はい。


GRⅢx | ISO 200 | Av F2.8 | SS 1/1,600s


無事にIKEAでのちょっとした買い物を終え、改めて渋谷の街を闊歩する。相変わらず東京のインバウンドはすごい。すれ違う人の半分くらいは外国の方だし、むしろ聞こえてくる会話の8割くらいは聞き覚えのない言語な気すらする。


GRⅢx | ISO 200 | Av F2.8 | SS 1/1,000s


GRⅢx | ISO 200 | Av F2.8 | SS 1/800s


歳を重ねると、どんどん人混みがしんどくなってきて、それで若干渋谷を避けるようになってきてたんだけど笑。

でも改めてじっくりスナップしながら歩いてみると、街の小さな変化にも気づいて、なぜだか心が少し躍った。良い街かも、渋谷。


GRⅢx | ISO 200 | Av F2.8 | SS 1/1,000s


GRⅢx | ISO 200 | Av F2.8 | SS 1/1,000s


センター街内のIKEA渋谷店から5〜6分歩き、少しずつ風景が変わってくる。

渋谷から、原宿へ。

もちろん道路上にパキッと分かれる境界線があるわけじゃないけど、どことなく“渋谷感”が抜けてきて、代わりに少しずつ“原宿感”が見えてくる。

この、街のグラデーションが好き。


GRⅢx | ISO 200 | Av F2.8 | SS 1/250s


GRⅢx | ISO 200 | Av F2.8 | SS 1/1,250s


GR SPACE TOKYO に到着。

原宿エリアの長い裏路地を抜けるとそこはGR SPACE TOKYOであった。


GRⅢx | ISO 250 | Av F2.8 | SS 1/100s


三連休の中日ということで、かなりの混雑を覚悟していたのだけれど、思っていたよりは来客が少なかったようで。幾分入りづらい雰囲気がぷんぷんと醸し出されていましたが、ずけずけと入店。

現在はGR SPACE TOKYOオープン記念の企画展として、『森山大道展』が店内では開催されていました。壁一面に森山さんの作品が展示されていて、圧巻。

権利の関係もあるので、その様子を写真におさめるのは控えましたが、本当に素晴らしかったです。ついつい口をあんぐりと開けて見入ってしまった。


そして、あの子と再会。

ただ、僕にとって森山さんの作品よりも心惹かれるものが、店内にもう1つあったのです。それは過去の歴代GRシリーズの展示。

中でも初代GR DIGITALに、僕は会いたかったのです。


GRⅢx | ISO 3,200 | Av F2.8 | SS 1/50s(スタッフの方に許可をいただき撮影)


そう。この子に僕は、会いたかった。

そう、今日この場所を訪れた本当の目的は、初代GR DIGITALとの再会なのです。

約20年ほど前、僕がまだカメラを覚え始めたばかりの頃。悪戦苦闘しながらも、なんとかカメラを楽しもうとしている僕を見て、父が僕にプレゼントしてくれたカメラが、この初代GR DIGITALでした。

それまでは「カメラって思ってたより難しいなぁ…」って、楽しさ半分ストレス半分って感じだったけど、初代GR DIGITALを手にしてからは、毎日のようにこのカメラをカバンに入れて持ち歩き、ひたすらにシャッターを切りまくっていたのを今でも覚えている。

難しいこと考えず、ただただ日常を切り取る。それがなぜか、ただただ楽しかった。そんなスナップの楽しさを教えてくれたのが、父と初代GR DIGITALだったのです。

いつしかこのカメラにも寿命が訪れ、だいぶ昔にお別れすることになってしまったのだけれど、GR SPACE TOKYOに歴代GRシリーズが展示されていると聞いたとき、「またあの思い出に会いたいな」って心の底から思ったんですよね。それで今回の自由時間を使って訪問したのでした。

実際に初代GR DIGITALと再会できて、すごく嬉しかった。このカメラとの思い出は、これからもずっと大事にしていきたいな。


森山大道さんに刺激され。

GR SPACE TOKYOでしばらくお世話になり、時間もなくなってきたので、この後は帰路につきました。渋谷方面へ戻って行く途中、せっかくだから帰りもスナップしながら帰ろうと思いまして。

森山大道さんの作品を観たこともあり、帰りはGRⅢxのハードモノトーンを使って。ここからは一気に作例をずらりと並べていきます。大したものはないです。


GRⅢx | ISO 100 | Av F2.8 | SS 1/1,600s


GRⅢx | ISO 200 | Av F2.8 | SS 1/400s


GRⅢx | ISO 200 | Av F2.8 | SS 1/800s


GRⅢx | ISO 200 | Av F2.8 | SS 1/200s


GRⅢx | ISO 100 | Av F2.8 | SS 1/500s


GRⅢx | ISO 100 | Av F2.8 | SS 1/125s


うん、やっぱりGRは楽しい。今はGRⅢxを使っていますが、このパシャパシャ切り取っていく楽しさは、初代GR DIGITALの時と僕の中では全然変わってない。

改めてGRの良さを再認識できた1日でした。またGR SPACE TOKYOにもお邪魔したいと思います。

おわり


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