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引きこもりオタクエルフ神と巫女との癒しの日常、TVアニメ「江戸前エルフ」紹介します

 どうも貝Pです。今回は2023年春アニメランキング1位にさせていただきました江戸前エルフを紹介させていただきます。こんな綺麗で可愛い神様がいて、巫女との神事漫才をする神社があったらそりゃあ信仰したくなりますよ。癒しだけではなく、長寿を活かした由来についての雑学や、人間とエルフの寿命の話など心温まる話もありました。
 先ずは公式HPよりイントロダクションとあらすじの紹介を!

東京都中央区月島。
江戸時代より400年以上の歴史を刻む『髙耳神社』。
祀られたるそのご神体は、異世界から召喚され、すっかりひきこもったエルフでした。
 ご神体のエルフ・エルダに仕えるのは、高耳神社15代目巫女の小金井小糸。現代文明とオタク趣味をエンジョイするエルダに振り回されながらも、彼女が教えてくれる江戸の文化に胸をときめかせ、連綿と紡がれる月島の人々とエルダのつながりにほっこり。
 でもやっぱりこのエルフ、ぐうたらすぎる!しかも他の神社のエルフ&巫女コンビまで現れて……!?
江戸と令和をつなぐゆったり下町コメディ、始まります。

公式HP 物語紹介より

 高耳神社15代目巫女の小金井小糸は、今日もご神体のエルフ・エルダにお仕え中。
 ところが、600年以上生きるエルダは今やオタクや趣味の満喫する引きこもり。どうして一人が好きなのか、小糸はその理由を探ろうとする。

公式HP 各話紹介第1話より

 あらすじ

 400年前にかの徳川家康君により召喚され、町の人から高耳様として慕われているエルフのエルダ様。そんなエルダに仕える16歳で巫女暦3ヶ月の小糸。引きこもりのため巫女の小糸以外には姿も声もある意味秘匿され続けていたなか、小糸の妹や友達、町の人にも少しずつ話ができ、儀式などの催事があるにしても、少しずつ外に出るようになり、自分が知っている町の姿が変わっているところを噛みしめるようになります。以前はこうだったとある意味保守派のエルダと、今の流行はこうだとある意味革新派の小糸が意見をぶつかり合い、言い合いながらそれぞれの良いところを互いに認めるのも素晴らしいです。

 他にも豊臣秀吉君や前田利家君にも召喚された他のエルフ達とこの日本を見届けています。そしてそれに仕えるそれぞれの神社の巫女同士交流をしながら、時折見せるエルダの悲しい顔に違和感を抱きながら過ごします。それこそ話の構成も時折シリアスな話を入れて、エルダと小糸の絆が深まっていくのを感じます。不死故に人間の世代の入れ替わりが激しく、遠い目をしたり、小糸が速く大人になりたいことを少しいまいましく思ったりと、長寿ゆえの悲しみを入れていきます。それを間近に感じている小糸の10代の少女の心は・・・

仁義なき巫女VSご神体の戦い

 繰り返しますがこの作品の大きな登場人物はエルフのエルダとJK巫女の小糸となります。エルフと言いながらも特に魔法もなく、本当に日常話が続く物語となります。他にも登場するキャラクター達も立ち位置がかなり分かりやすく、観やすい作品でした。江戸時代から日本で生きているエルダはオタク趣味入り、すっかりの引きこもり人生を楽しみます。人間の生末を見守った発言したりする際は、遠い目をした笑顔をし、巫女である小糸に小言を毎日毎日言われながら、しかも町の人が慕っていくれるのに、コミュニケーション力がとても低く、知っている人物にしか会いたくないと呆れます(笑)ほかにも江戸時代の出来事を雑学として伝えたり、ためになったり、小糸と言い合いしたりします。小糸は小糸で年相応の大人の女性に憧れを抱きます。そのためにまだ似合わない背伸びしたものを買ったり、横文字が壊滅的にダメだったり、食欲に負けたり、エルダの悪巧みに乗ったり、神事をサボるエルダに小言を言ったり、エルダがたまに見せる悟った笑顔の真意を探りながら、そんな顔をしないように決意したり、エルダと言い合いしたりと本当にいい関係性です。

UMAじゃないよエルダ!

最後に

 ということで江戸前エルフを紹介をさせていただきました。エルフと人間の日常な癒しの話を是非とも観てほしいと思います。観ていると嫌なことが忘れるので、本当に心が疲れている時に観るのにうってつけの作品と感じました。オタクならではの拘りもあり、それを助長する声優さんたちの演技でクスっと笑えたり、作画の良さ(全体的そうですが、エルダ様の終始猫背だったり、歩く時おどおどしたりが本当にダメっぷりを表していたり)や音楽に演出と最初から最後まで癒しの作品ですした。こんな神様がいたらわたしも参拝したりお供え物したりしたいものです!


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