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朝日を待つように

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布団を先に抜け出す。

冷蔵庫を開けると薄暗い部屋が照らされた。

鳥の声が聞こえてベランダを見に行くとコンクリートの街が青く染まっていて、みんなまだ寝ているのかなと思った。誰も起きて来なければ良いのにと考えていた頃の気持ちが蘇って胸が軋んだ。

私は朝日を待つように、暫くその場に立ちすくんでいた。


絵の具を買ったり、美味しいコーヒーを飲んだりします。