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桜島が好きすぎる@1/31~2/1鹿児島 その2

2019/02/01 2日目。

 朝のお散歩。

 朝、大浴場が開くのとほぼ同時に行って朝風呂。やっぱり温泉最高(^_^)
 いつも鹿児島に行くと、たいてい早く起きてしまうので、早朝にベイサイドに行って、桜島に朝日が昇るのをぼーっと眺めていたりします。
 例えばこれ。いつぞやの朝の桜島(撮影は2014年らしい)

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 今回は温泉にも入り、出遅れたので山形屋の近くまでぶらっとしただけ。お寺からは鐘の音が。
 朝ご飯を7時にしていたので宿に戻り、朝食会場へ。朝食は4種類から選べるようになっていたので、私は黒豚せいろ蒸しにしました。さすがにこういうところで一人は、ちょっとさみしいですね(苦笑)

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 ご飯後、お知りあいにお迎えに来ていただけることになっていたので、その前にチェックアウトして朝の散歩の続きを。かなり久々に照國神社の方に行ってみました。

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 おはようございます、島津家のみなさま!@探勝園
 上から忠義、久光、斉彬。

 そしてまた桜島へ(笑)

 お迎えの車に乗りこみ、まだ早いからどうしようか、という話にもなりましたが、とりあえず桜島へ渡ることに。車で桜島フェリーに乗るのは初めて! 車の人はフェリーに乗っている間どうしているんだろうという謎が解けました(笑)

 向かったのは、私のリクエストで有村溶岩展望所。ホントどんだけ桜島が好きなんですかね、私(苦笑)
 前回、タクシーの運転手さん激推しで行ってよかったけど、遊歩道を歩いたりできなかったため、ゆっくり行ってみたかったんですよね。連れて行っていただいた上に、遊歩道もがっつりおつきあいいただいたお知りあいに感謝です。

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 上の写真は前回、12月のもの。下が今回。山肌の見え方、結構違いますよね? お知りあいもこんなにきれいに桜島が見えるのは久々だとおっしゃってました。絶景かな。

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 流出した溶岩が冷えた後の土地に、真っ先に生えてくるのが松なんだそうです。なのであたりは松だらけですし、松の高さでどの時代の溶岩なのか見当がつくそうです。
 この辺のゴロゴロしてる岩も、溶岩です。

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 待避壕。桜島には噴火に備えて、こういう待避壕がたくさんあります。
 港の方に戻りながら、桜島に海軍の基地があった話をしたらお知りあいがご存じなかったので、フェリーに乗る前にご案内しました(今回は写真撮ってなかったので、2011年撮影のものを流用)

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 シンポジウムへ。

 お昼はうなぎのお店を予約して下さっていたので、お知りあいのご親戚と合流してお食事しました。有名なお店だそうで、確かに予約のお客さんなどが次々と。おいしかったです!(お膳の向きが違うのはご愛嬌 苦笑)

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 いよいよ会場へ。西郷南洲顕彰館の「入館者100万人達成記念シンポジウム」、会場はサンエール鹿児島でした。あっという間に定員になってしまったというお話で、さすがの西郷さん人気。
 基調講演は、桐野作人先生と粒山樹さん。
 桐野先生の演題は「慶応三年の西郷隆盛 ~四侯会議から王政復古政変まで~」。複雑な当時の政局を、原稿もなしですらすらと、分かりやすく話されるのはさすがです。もう一連の流れも血肉となっているのでしょう。蓄積のすごさを感じました。
 粒山さんはすごい先生方に囲まれてプレッシャーだとつぶやいていたのが嘘のような、落ち着いた理知的な語り口でとても聞きやすく、内容も分かりやすかったです。いや~私なら絶対無理だなあ、こんなふうにはできないなあ、と思いながら聞いていました(^_^;)

 薩摩琵琶や詩吟等の披露があり、いよいよシンポジウム「西郷南洲翁を今に学ぶ」です。シンポジウムには講演したお二人の他、原口泉先生、進行役として顕彰館の徳永館長も加わりました。
 私実は、原口先生のお話を生で聞くのは初めてで。いろんな意味ですごかったですね(笑)
 粒山さんの、高校生の時に司馬遼太郎さんに直撃して、「『翔ぶが如く』を読んでも西郷隆盛という人がよく分かりませんでした」と伝えたら、「それはこれからいろいろ読んで自分で考えてみなさい」と言われたというお話、インパクト大でした。
 私も昔『翔ぶが如く』を読んで、「西郷という人はなんだかよく分からないけど、大久保利通と村田新八がいいな」という感想を持ち、今に至ります。それもそのはず、最初司馬さんは新八を主人公にしようとして、資料が少なくて断念したらしいです(この辺のことは、新書『村田新八』で私も「司馬遼太郎から見た村田新八」という文章を書いてみたので、よろしければどうぞ)

 シンポジウムが終わった後は、粒山さんにもご挨拶させていただき、お知りあいと軽くお茶した後空港へ。いつもの足湯は冬だからか半分閉鎖されており(木で閉鎖しているところを埋めてごまかして?いるw)、混んでいて入る余地がなかったので何度か様子を見に行って、3度目ぐらいでやっと入れました(^_^;)

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 やっぱり1泊2日ではあわただしい上に物足りないですが、旅の終わりの疲れや充実感、さみしさなどを感じながら、空港で搭乗を待っている時間が私は結構好きです。
 さて、次はいつ鹿児島に行くことになりますやら。
 ここまでお読みいただきありがとうございました<(_ _)>

 ブログも持っているため、今回はnoteの使い勝手などを確かめる意味でも投稿してみたので、今後継続的に記事を書いていくかは未定です(^_^;)

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