見出し画像

もうタブーじゃないFES 2023

2023年1月26日に「もうタブーじゃないFES 2023」を渋谷で開催しました!
このイベントには平日のオフラインのイベントだったにも関わらず、150人以上の方が参加してくださりました。

改めまして参加してくださりありがとうございました!

このnoteでは、「#もうタブーじゃない」が始まるきっかけから、今回行った「もうタブーじゃないFES」の振り返り、そして最後には今後の展望を綴っています。

もうタブーじゃないFES 2023 詳細
【日時】1月26日(木)15:00-22:00

【昼の部】あなたにとってのもうタブーじゃないとは?
15:00-18:00(3部構成、各50分)
・トークセッション①15:20-16:10
・トークセッション②16:20-17:10
・トークセッション③17:20-18:00

【夜の部】音楽ガンガンの中で社会課題は話せるのか?
19:00-22:00
・DJセッション①19:00-20:00
・DJセッション②20:00-21:00
・DJセッション③21:00-22:00

【場所】
道玄坂教会

【参加費】
昼の部(無料)
夜の部(前売り1,500円、当日2,000円)

もうタブーじゃないFES 2023

①「#もうタブーじゃない」とは?

まず初めに、社会課題と聞くと「難しい」「堅苦しい」「怖い」このようなイメージを抱く若者が多いです。
実際に18-26歳のZ世代188人にアンケートをとってみたところ、このような結果がわかりました。

僕自身もこのような経験をしたことがあり、男女平等についてSNSで投稿したものが大炎上し誹謗中傷を受けました。そこから社会課題に取り組むことに対しての難しさや恐怖心を抱くようになりました。

そこで「新たな選択肢づくり」として、社会課題をエンタメ化してポップに楽しいものに昇華させることができれば、このようなイメージを変えることができるのではないかと考えました。

そこで私たちが掲げている「社会課題をエンタメにする」というビジョンを実行すべく、「まずは性にまつわるタブーについてポップに語り合う会があったら聞いてみたい! 」という会話からこの企画の設計が始まりました。

そこから実際に「性教育」×「お菓子パーティー」でイベントを作りました。

「性教育」×「お菓子パーティー」

突然ですが、これなんだと思いますか?
このキャンディーに見えるもの、実は「コンドーム」なのです!!!!!!

キャンディ型コンドーム

これもなんだと思いますか??
実はこれ、生理用品なんです!!!!!!
一見するとわたあめのように見えませんか!!!

わたあめのパッケージのように見える生理用品

一見、お菓子パーティーのような空間の中では、性に関する話も話すことができたという感想が多く寄せられました。
このイベントの成功から、もうタブーじゃないFESを開催する流れとなりました。

②もうタブーじゃないFES 2023

・もうタブーじゃないFESを開催しようと思ったきっかけ

世の中は圧倒的に「タブー」が多すぎる!!!

ある時そう感じました。
まずは世の中のタブーを知り、学び、話し、そこからどのようにしてタブーじゃなくするのか。そうするためには時間が必要だと感じました。
では、1日を通して考えるイベントを開催すればまとまった時間が取れるのではないか??
そう考えてはいたものの、開催日は平日のド昼間。こんな時間にわざわざ来る人はいないだろうと考えた結果「フェス」を開催すればみんな来てくれるのではないかと思いつきました。

だってみんな平日のド昼間から「タブー」について考えるなんて別にしたくないですよね。僕も正直嫌です、、、

でも楽しい雰囲気だったら行ってみたくなるじゃないですか!!インスタ映えしたり、おしゃれだったり、場所が面白かったりしたらちょっとは興味湧きますよね。

そう思い、私たちのビジョンである「社会課題をエンタメに」と合致すると考え、フェスを開催しました。

会場内展示物
会場内展示物

“体験型”コンテンツにこだわり、手に取ってもらえるようなコンテンツを制作しました。
また、会場に足を運べない方もこのムーブメントを楽しんでもらえるよう、SNS上でもハッシュタグキャンペーンを実施し、みなさんの「もうタブーじゃない」エピソードを集めたパネルを作成しました!!!

Twitterで集めた「もうタブーじゃない」エピソード集

さらに、昼の部と夜の部の二部制にし、お昼は渋谷区議会議員や元なでしこリーガの方々など、錚々たるゲストをお呼びしてトークセッションを開き、夜はDJの方々をお呼びしてクラブのような音楽ガンガンの空間でタブーを共通言語に交流が生まれる企画を実施しました。

世界初の新感覚なタブーの祭典が新たな視野を広げる機会になっていれば光栄です。

・【昼の部トークセッションゲスト詳細】

トークセッション①
◼︎時間:15:20-16:10
◼︎テーマ:誰もが“自分を好きになれる”社会を目指して
◼︎ゲスト:
 ・ミュータントウェーブ(元なでしこリーガ、YouTuber)
 ・橋本ゆき(渋谷区議会議員)

トークセッション② 
◼︎時間:16:20-17:10
◼︎テーマ:異なる視点でみるジェンダー課題
◼︎ゲスト:
 ・中島幸乃(大学生落語家、LGBTQ +活動家)
 ・タニクミコ(Re-cycle-Style代表)

トークセッション③
◼︎時間:17:20-18:00
◼︎テーマ:高校生×大学生 生き方の選択肢を増やすために
◼︎ゲスト:
 ・たけし、あす、りょうせい(高校生、LGBTQ +当事者)
 ・西村海都(もうタブーじゃない代表)

・【夜の部DJセッションゲスト詳細】

DJ セッション①
◼︎時間:19:00-20:00
◼︎DJ:ERI×2
◼︎Instagram:https://instagram.com/erierico2?igshid=YmMyMTA2M2Y=

DJ セッション②
◼︎時間:20:00-21:00
◼︎DJ:イワネスインセイン
◼︎Instagram:https://instagram.com/iwanessinsane?igshid=YmMyMTA2M2Y=

DJ セッション③
◼︎時間:21:00-22:00
◼︎DJ:Kuramari
◼︎Instagram:https://instagram.com/djkuramari?igshid=YmMyMTA2M2Y=

③今後の展望

今後の展望としては、
もうタブーじゃないプロジェクトを全国へと展開していきたいなと考えています!

QWSステージでの発表風景

具体的には、
①メディア化
②地方でのイベント企画

を検討しています。

・メディア化について

まずは、「みなさんのタブーだったことがもうタブーじゃなくなったエピソード」を集めたいです。このエピソードをたくさん集めることによって、読者のみなさんの生き方の幅が広がったり、これって意外とタブーじゃないかもといった新たな気づきが得られると思います。性の話、お金の話、メンタルの話、生理の話、カミングアウトの話、親の話、など幅広いジャンルの「もうタブーじゃないマガジン」を作成します。

・地方全国でのイベント企画

すでに話が進んでいるものが多くあり、近日中に公開することができると思います!今回地方に展開する上で、地方の方々からヒアリングしていると、「地方から若者が出ていく」「ジェンダーについて話してはいけないと思っている」などの声がたくさん挙がりました。
地方活性化はもちろんのこと、地方の若者に「自分たちもジェンダーのことを考えていいんだ」というような刺激を与えたいなと考えています。そして地方の同世代の方々とコラボレーションした企画を今後行っていきたいと考えています!!

④最後に

最後まで読んでくださりありがとうございます。
なんとここで3200文字です。長々とすいません、、、

もうタブーじゃないプロジェクトをきっかけに、タブーを考えるきっかけづくりを行い、そのきっかけが社会課題へのアクションを起こすきっかけとなればいいなと考えています。

社会課題って、意外と自分の身の回りにたくさんあるんです。
でも、なかなかみんな気づかない。
これが現実です。

だからこそ、社会課題へのハードルを極限にまで下げていかないといけない。
そう思っています。

もうタブーじゃないプロジェクトが、身の回りのタブーを考えるきっかけになり、そこから性の話、メンタルの話、環境の話などに派生していくことを願い、これからもこのプロジェクトを推進していきます!!!

このnoteをご覧いただいて、少しでも興味を持ってくださっていれば、
ぜひTwitterにDMいただければ幸いです。

Twitter▶︎https://twitter.com/@kaitonishimura_


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?