幼児の言い間違いの規則、時間の概念、右手左手の認識


2歳の子どもの言い間違いがあまりに規則的→言語学で説明される現象であることが判明『ヘリポクター』『とうもころし』
なるほど…!

という記事。

私の周りでは、エレベーター、とテレビ の言い間違いがダントツで多かったです。
大概の子が言い間違えるという(笑)


私自身は「テレビ」は多分早めに言えるようになったけど、
ややこしい言葉って、こう、「これであってる」という決め手がなかった。
「こっちだっけ?あっちだっけ?」
って思った時に、判断基準も決め手もなかった。という感じでした。

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こういうのを見て思い出すのは、
右手、左手問題。


「いつ頃、どういう基準で覚えたか」
という話。


幼児教育現場にいると、
こういうのを覚えるタイミングに出会わすことがあって楽しいのですが、
右手左手問題に注目したのは幼児があまり私の身の回りにいなくなってからだったので残念でした~。



知り合いのお能をやっている男の子は、
「扇を持つ手が右」
って覚えてて、 かっこいいー!!

私は右手左手を覚えたのは、いつ頃だったかわからないけれど、
「ピアノの音の高い方が右、低い音の方が左。」
と覚えました。

そして、ピアノが置いてある東西南北の位置関係に体の向きを変えて考える。
という過程がありました。

何故か、子供の頃は方位感覚があったのです。

デパートでも、全然方向がわからなくなるというのはなかった。
あれも今考えると不思議。
割と大きくなるまでその感覚はあったのですが、 
社会人の頃にはもうすっかり使わなくなって、多分その辺りでいつの間にか消えたと思います。

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あと、時間認識についてというのもあって、
子供は、ちょっと、という時間概念がないので、「ちょっと」がわからない。
具体的に、「時計の針のここ」と言った方がいいというのを、

アメリカかどこかの、「親が手を焼いている子供の教育をする番組」を見ていて知り、
お母さんが「ちょっと待って」って言っても待っていない子を見て、
「この長い針がここの所にくるまで待っててね!」
というと、てきめん効果があったので、色んな子に試してみた(笑)
で、その結果。
「ほんとうなんだ~」
って思ったのでした。

それ以来、うちにくる親ごさんには、
子供の時間概念についてのこの話をお伝えしています。

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