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ネガティヴなモヤつきの払拭。

たとえば、嫌なことやショックなこと、悲しいことなどがあったとき。

ただ漠然と「嫌だなぁ」「ショックだな」「悲しい」と思っていても、ネガティヴなモヤつきは払拭されないままで、ずーっと自分の身につき纏ってしまいます。「なんとなく」という漠然さで流したままだと、ネガティヴなモヤつきがいつまでも頭の中をグルグルし続けてしまいます。

では、そういうモヤつきはどうしたら払拭できるのか?

たとえば嫌なことが起きたとき。その起きたことをただ漠然と捉えて、なんとなく「嫌だなぁ」と思っているのではなく、

* どんな嫌なことが起きたのか?
* どういうポイントが自分はどんなふうに嫌なのか?
* そのときどんな感情が沸き起こったのか?

を細やかに明確に把握したらきちんと言語化して、自分の中で存分に味わってみてください。もしも誰かにそのことを説明するとしたなら、どんな感じに伝えるでしょうか?そんなイメージで自分の中で言語化してみてください。

「なんとなく」
「わかんないんだけど」

という言葉が口癖で、それでやり過ごしがちな人は絶対にやめましょう。本当に「わかんない」のではなく、「わかんない」ということにして見ないようにしているものがあるだけだからです。特にどんな感情が沸き起こったのかにコミットするのは重要です。自分自身が自分の感情としっかりと繋がること。「なんとなく」「わかんない」でごまかさないでください。

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僕が自分のためにマナカードでリーディングするとき、カードのスプレッドから「あぁ、こんな感じなんだなぁ」とざっくりと漠然と意味を把握して、それで終わらせてしまうことが多々あります。

もちろん、人に対してリーディングするときは、きちんと明確に細かく言語化して伝えるのですが、自分のためだと明確な言語化というプロセスをすっ飛ばして手を抜いて、ざっくりと捉えてしまうのです。

そうなるとやはり、そのカードたちが示しているメッセージにしっかりコミットすることはできません。おおよその意味合いはつかめたとしても、カードが伝えている細やかなことまで拾い上げ切れず、きちんとコミットすることができないのです。

先日リリースした「暑気払いの運気アップ特別メッセージ」は、そういった漠然さで流してしまわないためにも、自分のためにリーディングしたものを、誰かに見られる前提でメッセージとしてまとめたものなのです。そうしたことで、カードときちんとコミットすることができて、メッセージが自分の中にストンと落ちてきた感触がありました。そしてそのメッセージによって、自分の中で動き出すものがあったのです。これは、言霊を大切にした結果でもあると思っています。

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冒頭で挙げたネガティヴなモヤつきの払拭も、マナカードリーディングのそれとまったく同じことです。

つまり、きちんとすべてを把握した上で明確に言語化して、漠然とさせないことによって、モヤつきの原因や理由としっかりコミットできるのです。それだけでモヤつきの払拭へと繋がっていきますし、自分の中で動き出すものがあるかと思います。

モヤつきは無理やり断ち切ろうとすればするほど、かえって断ち切ることができなくなります。そこに抵抗が生まれているからです。事実を明確にして、ただそれを受け取ることによって、自分から自然と剥がれ落ちて消滅していくでしょう。

嫌なことやショックなこと、悲しいことやそのときの自分の感情と真っ直ぐ向き合うことは、ちょっと辛い部分もあるかもしれません。でも、無理のない範囲内できちんと向き合って徹底的に味わうことが、モヤつきの払拭へと繋がっていきます。

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