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看護学校で新潟に住んでいた私は

学生生活最後の年

毎日実習で追われ慌ただしく過ぎる中で
中越地震に遭遇します

その日は学校はお休みだったので
ひとりで自分の部屋でパソコンを見ながら過ごしていました

そんな中

ゴーッと言う地響きの後に

ガタガタと揺れはじめます

はじめはゆっくりの揺れから段々揺れが大きくなっていきました

全身鏡が勢いよく揺れるので押さえながらも
段々揺れが強くなっていくのが怖くて

アパートの外に携帯だけ手に持ち
駐車場に飛び出します

その後、
揺れが少し落ち着くと次々とアパートに住む学生が駐車場に集まりはじめます

私の住んでいたアパートは
学校の周辺だったのもあり
全てが同じ学校の学生ばかりでした

その後も震度4以上の余震が続いていたので

みんなで貴重品だけ持ち
学校に行くことに

学校までの道のりは
同じ学校の学生がゾロゾロと歩いていました

みんなで助け合い生活

余震の続く中
日中は学校の体育館でパンや飲み物の配給があり過ごしていましたが

一晩友達の家でみんなで過ごそうと決めます

近くのコンビニで食糧調達しようとコンビニへ
みんなで向かうと

棚から多くのものが倒れ

お弁当などの食材はほとんど売り切れ
スナック菓子を買えるだけみんなで買い込みました

後は家にある簡単にできそうな
カップラーメンやパスタ

懐中電灯やロウソクなどそれぞれ使えそうなものを持ち寄り数日みんなで過ごしました

電気•ガス・水道などのライフラインは止まり

実習に行っていた病院も建物がひびがはいり
実習も出来ない状態に

しばらく学校が休校となり
実家は帰省することになります

電車•新幹線などの交通機関も被害を受けていたため、地元に帰るのも一苦労

ただ帰る家があることにとても感謝した瞬間でした





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