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会話 言葉が出てこない

会話で言葉が出てこない原因は、2つあります。ひとつは、メンタル的な病気である場合で、場面緘黙症とい精神的な疾患です。

この疾患は、自宅では家族と普通に喋ることができるのに、特定の場面や学校など他人が多くいる場面では言葉が出なくなってしまいます。

この症状は生まれつき内気で人見知りな性格の人に多く、緊張しやすいため、声帯が塞がってしまい声が出なくなってしまうのです。もうひとつは、人見知りではあるが、そこまで深刻ではなく、ただ他人に関心が無いケースです。

もともと人間よりも物理的な遊び、例えばゲームやアニメに関心があるため、日頃から人とのコミュニケーションを積極的に取ろうとはしない傾向があります。

したがって、会話の引き出しが少ないのは勿論、相手のことに関心がないため、聞きたい事も何ひとつ思い浮かびません。

そのことから、自分でも原因がよくわかっておらず、「言葉が出てこない」と思い込んでしまいがちです。

ところが、自分の大好きなゲームやアニメの話題になると、夢中になって我を忘れてマシンガンのように話し出す人がいます。

こういう人ほど、普段喋らないうっぷんが溜まっていて、得意分野の話が出ると、まるで堰を切ったように言葉がどんどん出てくるのです。

もともと身体的・心理的な障害が原因である場合は、それまでの生活環境に原因があった場合が多い傾向があります。親との関係性であったり、学生時代に経験した恥ずかしい記憶などに心当たりがないか探ってみることが必要です。

心理カウンセリングを受けてみることもおすすめします。相手に関心がないために言葉が出てこない場合、まず自分の関心があることを投げかけてみましょう。そこで相手が喰い付いて来たら、会話は予想に反して盛り上がるかもしれません。

自分がふった話題が相手にまったく刺さらなかった場合、そこでは一旦諦めるしかありませんが、大事なのはその後の行動です。

会話が上手になりたいという向上心があるのならば、家の中にじっと籠もっているのではなく、自ら外に出ていろいろな体験をし、話題の引き出しをたくさんつくる努力をするようにしましょう。

このnoteは「男女心理」の研究結果。 「ビジネス心理と集客」の研究結果はこちら→ https://note.com/pcsan