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花嫁が身につけると幸せになるサムシング・ブルー

美しいのに決して派手ではなく品がある清らかで明るく透き通るような素敵な青いデルフィニウム

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花嫁が身に着けると幸せになる「サムシング・フォー」

「なにかひとつ古いもの」
「なにかひとつ新しいもの」
「なにかひとつ借りたもの」
「なにかひとつ青いもの」


欧米では青い色は幸せな未来を意味するので、結婚式で花嫁が幸せになるため身に付ける青。
澄みきった青い色の花を咲かせるデルフィニウムは花嫁さんのブーケに使われることも多いですね。

デルフィニウムの花ことばは
「清明」
「高貴」
「あなたは幸福をふりまく人」
「誰もがあなたを慰める」

そして青のデルフィニウムにはこんな素敵な花ことばがあります。
「あなたを幸せにします」
「澄んだ瞳」
「壮大な心」

愛の象徴として花嫁にふさわしい花ですね。

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デルフィニウムに素敵なギリシャ神話がありましたのご紹介させてください。

釣り好きの心優しい青年オルニトプスがあ海で溺れかけたところイルカたちが助けてくれました。
イルカと親しくなり、オルニトプスはイルカを大切にしました。
しかし、イルカは地元の漁師には漁の邪魔になるという理由で嫌われていました。
ある時、漁師達がイルカ漁を計画していることを知ったオルニトプスはイルカたちを逃がしてしまいます。
それを知った漁師達は、オルニトプスを海に投げ込み命を奪ってしまいました。
イルカたちはこれを深く悲しみ若者の魂が花に宿るように神々に祈りを捧げました。
神は願いを聞き入れ、若者をイルカの姿に似たデルフィニウムの花に変えたといいます。


「イルカの願いから生まれた花」と言われているデルフィニウム

またデルフィニウムの蕾が丸みを帯びたイルカの形に似ているともいわれています。

青い空、青い海、イルカをイメージされる人が多いのも納得できますね。



デルフィニウムの和名は大飛燕草(おおひえんそう)

開花した花の姿が翼を広げて空を舞う燕(ツバメ)に似ていることから付けられました。
燕(ツバメ)は日本では縁起の良い鳥家に燕が巣を作るとその家に幸福が訪れるとして燕の巣をそのままにしておくという方が多いそうですね。
燕が飛んでくる花として名付けられ福が訪れる花とも呼ばれています。


爽やかで心が温まるようなデルフィニウム

まだ、もう少しお花屋さんに並んでくれそうです。
デルフィニウムに出会えたらぜひ、幸福をお持ち帰りしてみてはいかがでしょうか。


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