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関西の地方都市で、自宅を開放しながら回復のレシピをつくっています。

関西の地方都市で、自宅を開放しています。インターフォンはありません。カギは共用しています。

そうして人が出入りする空間では、いろんな声が聞こえてきます。

「とりあえず東京から帰ってきたよ」
「結婚にむけて、料理の練習をしようかな」
「今日もがっこうに行けなかった」
「もうこのzoomミーティング5時間続いてるんだけど」
「寝不足続きで、あなたが2人見えます」

自宅を開放しておきながら、一人が好きなので、おもにキッチンにいます。みんなの会話を聞きながら、料理をしています。

「せっかくだから地元の野菜にしよう」
「土鍋でお米炊いてもらおうかな」
「あの人は唐辛子のからさが、この人は山椒のシビれるからさがダメ」

料理を通して恋人や、友人や、時にニガテな誰かに思いを馳せることは、自分の回復にもつながります。

そんな、回復のレシピを記録していきます。

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