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海外の取り組み in India

私たちはSDGsの12番目の目標である「つくる責任 つかう責任」に加えて、「あとしまつの責任」を自認し、自動車リサイクルという仕事を通して「車のあとしまつ」を世界へ伝え、社会課題解決に向けた取り組みも行っています。

SDGsとは? ※国連開発計画(UNDP)のページへ遷移します。

今回はその「車のあとしまつ」のインドでの取り組みについて紹介します。

インドの自動車事情と環境問題

世界には13億台にも上る自動車が存在していると言われています。

インドでは急激な人口増加と経済発展により、自動車の保有台数も急激に増えました。それが原因でデリー首都圏では深刻な大気汚染が社会問題となっています。写真を見ていただくとどれだけ深刻か一目瞭然ですよね。

この問題解決のためにインドはデリーで10年以上走った車(車のタイプにもよりますが)の公道での運転禁止を通告しました。

しかしインドでは走れなくなった自動車を適正に処理する設備、技術が十分にありません。そのため、しっかりと処理がされていない車輌がそのまま放棄され深刻な環境汚染となり、住民の健康被害に影響しているのが現状です。

インドに限らず世界ではこういった写真の状況は珍しくはありません。

ジブチ廃車2

ジブチ廃車3

インド進出のきっかけ

私たちはこれまで海外で自動車リサイクル事業を展開し、英語で情報発信を行っていたところ、2016年インドのある会社から私たちに一通のメールが届きました。そこには「自動車リサイクル事業における会宝産業の世界での活躍を知りました。インドではまだ自動車リサイクル事業は大きな事業ではありません。環境汚染問題解決に向けて一緒に取り組みをおこなってもらえないか」と書かれていました。

このメールがきっかけとなりました。そこから両社話し合いを進め、2019年インドのデリーにあるパートナー企業と合弁会社を立ち上げ、今自動車リサイクル工場設立、稼働に向けて進めています。

そのインド工場のマネージャーが入社5年目の社員(宮川 裕基)です!

今、彼を中心にこのプロジェクトが進んでいます。

本来なら昨年の4月にインドへ入国予定でしたが、コロナの影響でまだ渡印できていません。金沢市にある本社から現地パートナーとリモートで打ち合わせを重ねプロジェクトを進めています。

このブログでも都度インドの取り組みについてお伝えする予定です。

いつどんなきっかけでプロジェクトがスタートするか誰もわかりません。チャンスはいつやってくるかわからないからです。そのチャンスを掴むのはいつだって自分次第です。

チャンスを掴むには前向きな姿勢でものごとに取り組むことが大事だと感じています。皆さんも目の前にやってきたチャンス、しっかりと掴んでくださいね。就活応援しています。

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