海外事業の取り組み：UAE～Kaiho Middle East（KME）～駐在員レポート①

こんにちは。Kaiho Middle Eastの畳谷です。

今回は“UAE Net Zero 2050”(UAEが2050年までにCO2の排出ゼロを目指す計画) についてです。

“UAE Net Zero 2050”にはこう書いてあります。

2035年までにガソリン車の新車販売が停止し、石炭、石油、ガスの使用量を大幅に削減。2045年までには新しいエネルギー技術を普及させ、UAEの道路を走る自動車の大半はEV車やFCV車にしたい。

私の愛読書Gulf News(ドバイから発行される日刊英語新聞)に、EV市場に関する「知っておきたい主な数字」が掲載されていたので一部ご紹介します。tatistaという「市場および消費者データを専門とする」ドイツの会社によると、2021年 世界のEV車販売台数は前年対比で108%増とのことです。

▶国別 EV車の販売台数ランキング
1位 中国 330万台
2位 欧州 227万台
3位 米国 170万台
(その他の地域は合計で約48万6千台）
出典：Gulf News

また2022年には、バッテリー駆動のトラックが主流となることで、EV車の普及を強く感じる年になると噂されていますが、UAEでは学校に通う子供達が排気ガスを吸わないようにEV車にしようと、すでに様々な研究が行われています。

更に、2027年までにドバイは最大4,000台の「ロボットタクシー」を配備する予定だそうです。このロボットタクシーは昨年末にアブダビで試験導入が行われました。

以上、UAE駐在員からの現地レポートでした。

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