【諦めるな!壮絶人生の先に待ってたもの①】1年で3回転校!親に捨てられた日


私のどん底人生はここから始まった!

何故か子供の頃から私の人生は驚くほど浮き沈みの激しい人生だった。

小学4年生の時に、両親は離婚。

浮気ばかりしていた父に愛想をつかせた母。

急に会ってほしい人がいると母に言われ、家を出ると見知らぬ男性。

「初めまして。」と挨拶され、挨拶しかしていない母の彼氏と次の日から一緒に住むことになった。

何も聞いていなかった私。
夏休みの間に小学校も転校。
心の整理がつくわけもなく、唖然。

ここから私の人生は一変する。

小学校5年生になる頃。
借金取りが家に来るようになった。

母も母の彼氏も仕事の為、私と小1の弟は2人で家で留守番。

ゴンゴンゴン。
居るのは分かっている!
とドアを叩かれ、ポストから中を除き、大声で怒鳴っている。

一番奥の部屋でテレビも電気もつけず、恐怖で身を潜めていた事を今でも覚えている。

5月のある日。
突然広島から大阪の私の家に祖母がやってきた。
何も持たないまま、何も説明されぬまま、母と会うこともなく私と弟は広島の祖母の家に連れて帰られたのだ。


何が起こっているのか?
明日の学校は?
大人は何故か都合の悪いことは理由を説明しない。

私が電話で祖母に借金取りが来ると話してそんな事になったらしいが、覚えていない。。。(笑)


心配した祖母は急遽新幹線で飛んできたらしい!

着の身着のまま荷物も持たず、子供のみの夜逃げ状態だ。

母は一緒に来なかった。
のちに荷物だけ祖母の家に送られて来たのだ!

ついに母にも捨てられたか。
彼氏と住むのに子供が邪魔になったのだろう。
よくテレビで見る話だ。

私はとても楽観的なタイプである。
壮絶な過去がそうさせたのかも知れない、、、


学校の手続きも出来ていない為、学校にも行けず長いお休み。

小学1年生だった弟は、祖母の家に遊びに来た感覚なのか楽しそうで羨ましい。

小5の私は、なんとなくすべて理解している。
祖母に心配かけまいと、明るく振る舞った。

6月から小学校に通うことになった。

少しして母も広島へ来たのだ!
捨てられていなかったのだ。

祖母の家は部屋が余っているのに、母と弟と3人で新しい家で暮らすことになった。

この家はザ・貧乏人の家だった。
1DKのボロボロのアパート。
部屋中ゴキブリだらけ。
ベランダには鳩が住んでいる。
毎晩ヤモリも遊びにやってくる。

虫嫌いの私はこの生活が嫌で嫌で仕方がなかった。
正直、祖母と暮らす方が良かった。

そんな生活も束の間、また引っ越す事になった。
母は子供か彼氏か選べなかったのだ。

祖父に男と一緒になるなら二度と来るなと勘当され、兵庫県に引っ越した。

1年の間に3回転校することになった!

次回に続く。

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