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BAGに隠れたヘルプマーク

2度目ましてnote
自分の記録を残す目的と
未だ見ぬ誰かの役に立てることが発信できればと思いつつ、、、


今日はヘルプマークについて思ったことを
まとめておきたい気持ちと
その他の言葉にできないものを整理していきます。

私がヘルプマークを見る様になったのは
電車や駅構内のポスターが初めてだったとぼんやり記憶していて
いつからか、街中でもつけている方を見る機会も増えていきました。

そのヘルプマークが
私にとって身近になった経験は
新しくできたパートナーが障害者であること。

10万人に1人の難病にも関わらず
その見た目はとっても健康そのもの。
むしろスポーツマンの様な元気いっぱいの佇まい。

そんな彼は私よりも若いこともあり
そして成人してから障害者になったこともあり
ヘルプマークをつけているものの
いつもカバンの内側に隠して着けていました。

『どうして見えるように外側につけないの』と聞くと
『恥ずかしいから』とボソリ。

そうか、
本人の中ではヘルプマークを堂々とつけることが
恥ずかしいのかと、
私はハッとしながらも共感したい思いでうなづく。

そんなパートナーは発作で突然倒れることもおおいので
私が一緒にいる時はカバンの内側に隠してもいいよという
2人の中での決め事をつくることにしました。

そして、
1人でお出かけする時は
恥ずかしくてもヘルプマークを外側につけてと約束しました。

それからというもの
それまではふと気づく程度の真っ赤なヘルプマークが
街中でどんどん目に付くようい変わっていきました。

ここで思ったのは、
ヘルプマークに限らず
意識することでようやく自分の中にも入ってくるものだな、と。

それから徐々に
2人でお出かけする時もパートナーは
ヘルプマークをカバンの外側に着ける機会が増えていきました。

すると、
次から次に知らない人が声をかけてくれるのです。

年末にイルミネーションを見に行った時や
バスの中、電車の中、
地方から上京してきた私にとっては
東京のハートフルをこんなにも感じたことはなかったです。

それまでパートナーが付けていたヘルプマークは
なんとおばあちゃんからの借り物だったようで
最近になって区役所で自分用のヘルプマークをもらいに行くと
自分で行動するまでになりました。

私のパートナーと同じ様に
ヘルプマークを付けることに躊躇している人がいれば
まずはカバンの内側に隠すカタチでも
とりつけてほしいと思います。

そして、
世の中には困った人を助けてくれる
優しい人がたくさんいます。


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