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コロナ禍の中でも訪問介護サービスを提供するために・・・東住吉介護センター

毎日テレビやネットでコロナ情報が流れており、今後について不安になりますね・・・
介護の世界でも、入浴や排泄の介助をする身体介護といった直接触れる仕事はリスクを背負いながらのサービス提供になります。

世間的にも変異株で地域によっては第4波が来ている中、自身が罹患しないかもありますが、何より罹患すると重症化する可能性の高い、持病を抱える高齢者に移さないかに不安を抱えています。

そんな中で、出来る予防策を行い、サービス提供をしています。

ヘルパーの提供時のコロナ対応策は・・・

①体調確認

図1

咳き込んだり、胸が苦しかったりしてないか、食事に味はしているか等、常に体調を気にしています。

現場でこんな話しがありました・・・

最近では無症状の若年者も増えていると聞きます。
介護従事者のご家族(息子さん)で、前日、職場に行くとスタッフの一人に陽性反応が出たので、今からそのスタッフが出勤していた日と同じ勤務だった人はPCR検査となりました。
その結果によってはその家族である介護従事者も濃厚接触者になる可能性がありますがどうしましょう?
という連絡が、当日の朝に急に連絡がありました。

そうなると、PCR検査の結果を聞くまで動けなくなるので、急にお仕事も止めたり代行のヘルパーさんを調整したりとバタバタする場面があります。
こういった場面は最近非常に増えてきています。

②検温

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毎日、自宅で検温し平常時の自身の体温を知る。
※平温から1度以上の変化がある場合は、すぐに事務所に相談する。
家を出る前の状態を検温する。

※東住吉介護センターはご利用者宅へお伺いすると、会社から非接触型温度計をヘルパー全員に無料支給しているので、それを使用してご利用者様の検温をサービス前にまず検温し、少し高い場合は脇に挟む体温計で検温を行っています。

③マスク着用

飛沫感染を防ぐため、マスク着用は必定ですよね。
最近ではマスク1枚ではと、2枚の重ね着用されている場面もあります。マスク着用も冬場はまだ良いですが、暑くなりだす春先から夏場は大変な時期になり、水分補給のためにマスクを外す機会も増えるので心配です。

高齢者はマスクを外してしまいます。

高齢者の中にはマスクをされることに抵抗感があったり、認知症の方はついつい外してしまう方がいらっしゃいます。
中には、もったいないからと黒くなったり、毛羽だったりするまで一つのマスクを使い続ける方もいらっしゃたりと本来の使い方にはなっていない事があります。

※双方にマスクをしているか否かで濃厚接触者になります。
東住吉介護センターでは、ヘルパーさんには常に会社支給の複数枚のマスクを持参してもらい、マスクをされていないご利用者がいらっしゃれば手持ちのマスクを手渡して感染予防後にサービス提供に入ります。

④手洗い消毒

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日頃から外出先から帰宅、帰社するたびに手洗いを徹底します。
事業所からヘルパーの皆さんに手持ちの容器に入った消毒液をお渡ししています。

毎月のヘルパー定期会議で事務所に来られる時にマスクと消毒液の補充を行っています。

目口鼻を触ってしまうと、そこから菌が入ってしまいます。
また、外の物は誰がいつ触ったものかわからずリスクが多い状態です。例えば、スーパーでも買い物カゴを触った後は、カゴを置いてスーパーから出る前に設置してある消毒液で必ず消毒するか、無い場面も想定して消毒ボトルを持参しましょう。

※東住吉介護センターの全事業所では、複数人が一番手が触れる扉の取手は、光触媒コーティングを施しており、菌やウイルスを付けないようにしています。

⑤プラスチックグローブ着用

直接、肌に触れるような入浴介助や排泄介助(オムツ交換等)、食事介助の身体介護と呼ばれる介助を行う際には、必ず、プラスチックグローブ(PVC手袋)を着用し介護を行います。
プラスチックグローブでも素材によって使いずらい事もあります。

⑥フェイスシールド着用

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利用者で陽性反応があっても生活に必要な排泄や食事の介助サービスを待たれている方がいます。その方にはフェイスシールドと防護服をして必要最低限の時間でサービスを提供します。
マスクをしてフェイスシールドする。
フェイスシールドが無かった時には、保護メガネの着用や100均で伊達メガネで対応したこともあります。

⑦防護服着用

フェイスシールドと同じでヘルパー自身も身を守り感染拡大にならないよう、最善を尽くしサービス提供に入ります。
大阪市では企業のご協力で雨合羽を支給してもらい対応することができています。

※東住吉介護センターでは、急なコロナ対応が出た場合、焦らずに対応できるようにと、事前にコロナ対応セット(マスク・プラスチックグローブ・フェイスシールド・防護服・消毒)を何セットか準備しています。

⑧部屋の換気

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部屋の換気を行います。
ご利用様のご自宅にお伺いした際に、最初に換気を行います。
事務所でも春や夏は窓を開けっ放しでも過ごせますが、冬場の辛い時期は1~2時間に10分は換気するようにしています。

まとめ

コロナの変異株が広がり第4波となっていますが、ウイルスとの戦いは同じことを徹底するしかありません。
ヘルパーさんも高齢者の生活を守るために提供し続けなくてはいけない最低限のサービスがあります。

そのためには基本を徹底して皆さまを守るための防護措置を講じています。
これからも子供からお年寄りまで安心して暮らせる生活のため、東住吉介護センターでは感染症対策を徹底していきたいと思います。
http://hscc.co.jp/


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