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去年とは違う誕生日

数日前に誕生日を迎えました。

昨年は娘から手作りのケーキとサプライズ動画のプレゼント、旦那さんからは花を貰いお祝いをしてもらいました。

しかし、今年は家族の予定も合わずいつもと変わらない1日になりそうでした。「そんな何もない誕生日もいいな」なんて、いつの間にか心も大人になっています。

その日は、偶然大好きなお友達とランチをして、その話の中ですごく心に響く話が聞けて、「わー、これはまさしく私にとって誕生日プレゼントだ」と、感じました。

さらに、予想外にたくさんの方からお祝いのメッセージをいただき、感動しました。メッセージが花束のようにまとまっているイメージです。誕生日やお祝いというと、なにかプレゼントをしなきゃと考えがちですが、断捨離という言葉が一般的になっている今、物を増やすのではなく、このように心を温めるような言葉や態度で人を喜ばせることが出来たら素敵ですね。私もそれが出来る人になりたいです。

誕生日の翌日、帰ってきた娘から「これプレゼント」と、口紅をもらいました。朝「つける口紅がない」と、私が言っていたのを聞いていたようです。なかなかの観察力です。マスク生活になり、ほとんど口紅をつけないでいましたが、ZOOMで顔が映るときぐらいはつけたいです。有難く使わせてもらいます。

ここまでは優しい娘の話のようですが、つづきがありました。「それで...相談なんだけど・・・」と、自分の要望を提示してきたのです。そして「お願い」と、いつもは見せないような可愛らしいしぐさで懇願。「おいおい、私は男子ではないからその手は通用しないのに。それにそんなお願いの仕方、私自身はこの人生でやったことがないぞ。でも、効果あるのか?」などと考えながらも、ここまで切に願っているならきくしかありません。娘の要望を叶えることになりました。昔のCMのように「ちゃっかりしているけど、いい子やな」と、いう言葉が思いだされます。

後日、お友達からのサプライズパーティーもしていただき、人に恵まれて幸せだなと感じました。

大きな何かがなくても、こんな日々の小さな出来事は最高に嬉しい瞬間で元気の源になります。



今日もありがとうございました。



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