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薬はお茶で飲んではいけない?お水なしで飲める薬もある!

みなさんこんにちは!

「無料で学べる介護職の学校」こと…カイゴノチシキ(→YouTubeチャンネルです。

高齢者の方は水よりお茶を好んで飲む方が多いですよね。
施設の食事の際の飲み物もお茶を飲む方が多いのではないでしょうか?
そのため、お茶で薬を飲んでしまう利用者さんも多いでしょう。
今回は、お茶で薬を飲むことについてお話しします。

お薬をお茶で飲んでもいいの?

結論、ほとんどの場合お薬をお茶で飲んでも問題ないです。
しかし、中にはお茶と飲み合わせが良くない薬もあります。
お水で飲んだほうがいいお薬が処方された際は、お医者さんから「お茶ではなく、お水で飲んでください」と指示されるため、何も言われなければお薬をお茶で飲んでも問題ありません。

間違えてお茶で飲んでしまわないようにするには

もし、お医者さんから「お水で飲んでください」と指示されたのであれば、職員全員にお茶ではなくお水で飲むようにと情報を共有しましょう。
また、職員が間違えて利用者さんにお茶を渡してしまわないように、薬箱に「お水に飲むこと!」などのメモをしておくと良いでしょう。

お水が必要ないお薬ってあるの?

最近では、水がなくても飲める薬があります。
しかし、高齢者の方は誤嚥や喉に詰まってしまうリスクがあるため、基本的に水を使って薬を飲むようにしましょう。
高齢者の方は嚥下機能が低下していて、自分の唾液でむせてしまうこともあります。また、若い方より唾液の分泌機能が低下しているため、水を使わずに薬を飲むと、溶ける時間が遅い薬が喉に詰まってしまい、窒息してしまう可能性も否定できません。
そのため、水がなくても飲める薬でも、基本的には水を用意して、水と一緒に内服してもらってください。

カイゴノチシキのYoutube動画では「なぜお茶で飲まないほうがいい薬があるのか」「お茶ではなく、コーラやジュースで飲むのはどうなのか?」という詳しい解説をしています。
気になる方は、ぜひチェックしてみてください!


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