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知ってて損なし!介護保険の流れを解説します。

みなさんこんにちは!

「無料で学べる介護職の学校」こと…

カイゴノチシキ(→YouTubeチャンネル)です。

入院してきた高齢者が退院後の生活に不安を感じていたら、あなたならどう行動しますか?

これを読み終えたあなたには今のあなたより豊かな介護福祉士の道が広がります!

YouTube動画で見たいという方はこちら!
https://youtu.be/ePrnXv4936E

介護保険とは?

介護の問題を社会全体で支え合う制度です。40歳以上の人はみなさん被保険者となり、保険料を納め、もし介護が必要となったときはサービスを利用できます。

介護保険の申請から認定まで

①   申請に必要なもの(介護保険証・介護保険申請書)を準備する。
*申請書か病院相談室にも準備があることが多い!
②   まずはは必要な持ち物をもって市町村役場福祉課窓口へ。
ここからは自動的に進められます。
③   主治医意見書が病院へ送られる。
④   訪問調査員が本人に面談に来る。
⑤   介護保険審査会が行われ、③④の書式をもとに介護度を決定する。
⑥   申請から約30日以内に認定結果が届く。

その他ポイント

介護保険には認定期間がある。期間が切れる前に更新手続きが必要となる。
心身状態・状況、環境の変化などに応じてサービスを見直していく必要がある場合には、改めて申請をし直して、要介護状態区分を変更させることも可能である。

認定が届いてからは?

利用したいサービスを選び1ヶ月の計画を立てます。

といっても自分で計画を立てるのは難しいのでここで専門家の出番です✨

その専門家をケアマネージャーといいます。申請時に市町村役場窓口で一覧がもらえるので事前に選んでおきます。ただしケアマネージャーも担当件数が限られているのであいているかを事前に確認しておくことも大切です。
また、介護度によってケアマネージャーの事業所が異なることもあります。

介護サービスの種類

費用は?

要介護状態応じて1ヶ月に利用できる上限額が設定されており、利用者の負担は費用の1割です。

介護サービスには・・・

家を拠点にサービスを提供する居宅介護サービスと施設へ入所する施設サービスがあります。

【居宅サービスの種類】
*訪問介護:ヘルパーさんの訪問
*訪問看護:看護師さんの訪問
*訪問入浴:浴槽をもって家庭を訪問し、入浴の介護
*デイサービス(通所介護):日帰りの入浴、食事、機能訓練など
*ショートステイ(短期入所生活介護):家族不在時など短期間の施設入所
*小規模多機能型居宅介護:訪問と入所を組み合わせて利用
*福祉用具の貸与(排泄・入浴補助用品など)
*福祉用具購入費の支給
*住宅改修(手すり、段差の解消など)費の支給 など

要介護者の要望や心身状態・家庭環境などに応じて計画的なサービスの組み合わせをして少しでも自立した生活が続けられるようにすることが目的なのです。これらのサービスは介護予防サービスとしても実施されています。

【施設サービスの種類】
生活の場を自宅から移して利用するサービスです。

介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
寝たきりや認知症などで、常に介護が必要で自宅での生活が難しい方のための施設です。入所により、入浴・排せつ・食事などの介護、機能訓練、健康管理、療養上の世話などが受けられます。介護老人福祉施設は、老人福祉法では、特別養護老人ホームと呼ばれています。また、定員29人以下の小規模で運営される地域密着型介護老人福祉施設もあり、少人数の入所者に対して介護老人福祉施設と同様のサービスを提供します。

介護老人保健施設
入所者に対してリハビリテーションなどの医療サービスを提供し、家庭への復帰を目指す施設です。利用者の状態に合わせた施設サービス計画(ケアプラン)に基づき、医学的管理のもとで、看護、リハビリテーション、食事・入浴・排せつといった日常生活上の介護などを併せて受けることができます。なお、今般の地域包括ケア強化法による改正を受けて、心身の機能の維持回復を図り、居宅における生活を営むことができるようにするための支援を行う役割についても明示され、在宅復帰、在宅療養支援のための地域拠点となる施設として、あらためて位置づけられました。

特定施設入居者生活介護
介護保険の指定を受けた介護付有料老人ホーム、養護老人ホーム、軽費老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などが、入居している利用者に対して入浴・排せつ・食事等の介護、その他必要な日常生活上の支援を行います。

認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)
認知症の高齢者が共同で生活する住居において、入浴、排せつ、食事等の介護、その他の日常生活上の世話、機能訓練を行います。少人数(5人~9人)の家庭的な雰囲気の中で、症状の進行を遅らせて、できる限り自立した生活が送れるようになることを目指します。

地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
定員が29人以下の特別養護老人ホームに入所している利用者に対して、入浴・排せつ・食事等の介護といった日常生活上の世話、機能訓練、療養上の世話を行います。

介護療養型医療施設
慢性疾患を有し、長期の療養が必要な方のために、介護職員が手厚く配置された医療機関(施設)です。病状は安定していても自宅での療養生活は難しいという方が入所して、必要な医療サービス、日常生活における介護、リハビリテーションなどを受けることができます。
特別養護老人ホームや介護老人保健施設に比べて、医療や介護の必要度が高い方を対象にしています。

地域密着型特定施設入居者生活介護
介護保険の指定を受けた入居定員が29人以下の介護付有料老人ホーム、養護老人ホーム、軽費老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などが、入居している利用者に対して入浴・排せつ・食事等の介護、その他必要な日常生活上の支援を行います。

介護医療院
長期的な医療と介護のニーズを併せ持つ高齢者を対象とし、「日常的な医学管理」や「看取りやターミナルケア」等の医療機能と「生活施設」としての機能とを兼ね備えた施設です。

入所できる施設や利用者の状況(認知症状の有無やその他疾患の種類、退所後の行き先など)や介護度によっても異なります。数年待ちの施設もあります!                          

知識があればいろんな支援ができます。
知識があればいろんな声のかけ方ができます。
介護保険の申請は済んでいますか?
退院後何に一番不安を感じていますか?
相談できるところお伝えしましょうか?など
これはあなたの介護福祉職としての自信につながります。

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