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木目のこだわり【enshia】

 住宅型有料老人ホームenshiaがオープンして2カ月が経ちました。はじめは手探りで業務を進めていく毎日でしたが、ようやく新しい施設の形ができつつあります。
 さて今回は、enshiaのデザインについて綴っていきたいと思います。

木目を見るとあたたみを感じる

住宅型有料老人ホームenshiaの居室

 住宅型有料老人ホームenshiaは、廊下やデイル―ム、居室と無駄のないコンパクトなつくりになっています。
 一番こだわったのは、木目を多く取り入れたことです。人間は無垢木材の木目を目にすると「落ち着き」や「安らぎ」を感じるそうです。木目は等間隔のようにみえて、実は微妙なズレがあり、このゆらぎが人の感覚を心地よく刺激するんだとか。

 また、木材を目で見て「あたたかい」と感じるのは、木材の色は一般に暖色と呼ばれる黄色や赤色が基調で、反射光の中に波長の長い成分が含まれていることに由来するそうで、木材を使用した部屋は目にやさしい光であふれていることになります。

 狙い通りといったら大げさですが、作りたかった光が溢れる施設になったと思います。

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