介護職と主婦の違い
講師をされている介護福祉士さんから聞いた話です。ヘルパー2級(現介護職員初任者研修)ができたあと、専業主婦を長くされていた方が資格を取るケースがたくさんあったそうです。(今は女性の社会進出が進んだおかげか、専業主婦歴の長い方は減ったとのこと。)
とても良いことなのですが、いざ在宅の現場で調理などに入ってみると問題が続出。
専業主婦を長くされていた方には、独自の家事のやり方があります。それを利用者様のお宅で同じようにやるので、クレームが続出していたと。
●料理の味付けを変える
●掃除がしにくいと家具の置き場所を変える
●頼んでない物を買ってくる
今では考えられませんが、介護職が今の働き方に落ち着くまで、いろいろな現場の苦労があったんですね。
専業主婦を長くやられた方に、介護職はぴったりです。
長年、夫や子どもを優先して生活をされてきたわけですから、相手のことを思って行動することが身に付いていらっしゃいます。
家事の基本的なスキルも完璧です。施設や学校では、介護技術は教えてもらえても、家事の技術はなかなか身になりません。専業主婦は、介護の現場にとって大きな戦力です。
昔と違い、今は利用者様に合わせたケアが確立されてきています。教育体制も充実してきました。
在宅でしたら1日30分からでも働けますよ。
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