見出し画像

組織のミッションを考えてみた

こんにちは。
介護の応援クリエイティブディレクターの舟木将展です。
組織におけるミッションが今回のテーマです。
読者の皆様が所属する組織ではミッションを掲げていますか。

ここでのミッションは「使命」や「重要な任務」と訳されます。
組織のゴールとも言い換えることができます。
経営理念として設定している法人もありますね。
私は組織におけるミッションが、仕事をするのに重要であると考えています。

ミッションが重要であると考える理由

画像1

私がミッションを重要視する1つ目の理由は、ミッションが採用力に繋がると考えるからです。
就職活動や転職活動を行う際に、応募する企業のミッションに一度は目を通すのではないでしょうか。
「御社のミッション(理念)に共感して、御社を志望しました」なんていうフレーズもありますよね。
つまり、仕事を探す際に目にするミッションは、法人からのメッセージの1つであると言えます。
勿論、職場選びのポイントはミッションだけではなく、給与や所在地、一緒に働くことになる仲間など沢山ありますし、優先度には個人差があります。
しかし、そのミッションで一緒に働きたいと共感を作れれば、採用力の向上に繋がります。

ミッションを重要視する2つ目の理由は、働く上でのモチベーションの維持に繋がると考えるからです。

画像2

ミッションは頑張る理由、頑張った先に見える将来などを伝えます。
ミッションを共有し、納得し働くことで目の前の業務が何に繋がるかがより明確化されます。
目的やゴールが分からないまま働く人は、自身の仕事が貢献していることに気付くのが難しいものです。
貢献しているか分からないと周りから必要とされているのかが分かりません。
しかし、ミッションを意識した上で仕事を行うことで、難しい仕事に直面した時、仕事を投げ出したいと思った時、
もう一度頑張ろうと考えるきっかけになります。
以上の事から、モチベーションの維持に繋がると考えます。

ここまでミッションの重要性に関して説明をしてきましたが、
気になるのは介護の応援を運営する木万屋商会のミッションなのではないでしょうか。

木万屋商会は次のようなミッションを掲げています。
「会社は社員とその家族の幸せのために存在する」
朝礼ではこのミッションを週に2回程度唱和を行っています。
しかし、この意味をこれまで深く考えることをしてきませんでした。
このミッションを改めて見た時に、クライアントや社会に対してこの会社は何をする組織なのか伝わりにくいと感じました。
そして腑に落ちないとも感じました。
そこでミッションに対する理解を深める為に行ったあることがあります。

ミッションについて意見を言い合う

それは社員が集まるミーティングで現在のミッションに関する疑問を投げ掛けることでした。
先程のクライアントや社会に対し、何をする組織なのか伝わりにくいという問題点や、幸せとは何かについて意見を求めました。

画像3

すると皆共感をしてくれたり、「社員やその家族に関して言及しているのは、自分がまず幸せじゃないと他人を幸せにする余裕がないのではないか」等の意見を聞くことができました。
正解が無い答え、もしくは社長のみが正解を知っているのかもしれません。
しかし、働く仲間に問いかけることで、ミッションについて私だけでは考えることができない見方をすることができるようになりました。
これは自身が働いた先に何があるのか等を再確認するきっかけになりました。
是非読者の皆様も仲間にミッションについて思っていることを聞いてみてはいかがでしょうか。

まとめ

通常の業務が忙しかったり、就職活動の時に見たっきりだったりと、軽視しがちなミッション。
しかし、ミッションは働く上でのモチベーションや求職者へのメッセージとなります。
掲げているミッションの意味を再確認することで、より良い組織作りに繋がればと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?