心臓の血液の流れを小学生に説明しましたー!
タロウ君: どうして血液は体の中を流れるの?
ハリー先生: それは、体の中を血液が流れることで、酸素や栄養を運んだり、体の中の老廃物を取り除いたりするためなんだよ。血液は私たちの体の中を巡って、大切な働きをしてくれるんだ。
タロウ君:でも、どうやって血液が体の中を流れるの?
ハリー先生: それは心臓が担当しているんだ。心臓は私たちの体の中にあって、胸の中に触れる場所にあるよ。心臓はずっと動いていて、その動きで血液を体中に送っているんだ。
タロウ君: 心臓ってどうやって血液を送るの?
ハリー先生: 心臓は実は2つの重要な部分からできているんだ。一つは「左心房」と呼ばれる場所で、もう一つは「左心室」と呼ばれる場所なんだ。血液の流れは次のようになっているよ。
まず、血液は左心房に入ってきます。左心房は酸素を取り込んだ血液が集まる場所なんだ。そして、心臓の収縮によって血液は左心室に送られます。左心室は非常に強力な力で収縮し、血液を体中に送り出すんだよ。
タロウ君: じゃあ、血液はどこを通って体中に行くの?
ハリー先生: 良い質問だね!血液は、大きな血管を通って体中に行くんだ。心臓から出た血液は、大きな動脈という血管を通って体中に広がります。そして、酸素や栄養を体の細胞に届けながら、老廃物を集めていくんだ。
また、細胞が酸素を使い終わったり、老廃物を作ったりすると、血液は再び小さな血管である静脈に集まっていきます。そして、心臓に戻るための道のりをたどるんだ。
タロウ君: それで、血液は心臓に戻ったらどうなるの?
ハリー先生: それから、心臓の右側で受け取った血液は肺に送られます。肺は私たちが息を吸うために使う大切な場所なんだよ。肺では、私たちが吸い込んだ空気の中の酸素が血液に入ります。
酸素を取り込んだ新しい血液は、肺の中で老廃物である二酸化炭素を排出します。同時に、肺からは新鮮な酸素を取り込んだ血液が戻ってきます。
そして、心臓の左側にある部分がこの新しい血液を受け取ります。ここから再び大循環が始まり、血液は全身に送り出されるんだ。
タロウ君: なるほど!だから、大循環では血液が体中をめぐっているんだね。それに対して小循環は肺で行われるんだよね?
ハリー先生: そうだね!大循環では血液が体中をめぐり、酸素や栄養を運んだり、老廃物を取り除いたりしています。一方、小循環では血液が肺で酸素を取り込み、二酸化炭素を排出する役割を果たしています。
大循環と小循環は、心臓や血管、肺などが一緒に働いて体の中を血液が流れる仕組みです。血液の流れによって私たちの体は酸素を得て元気になったり、老廃物を取り除いたりしているんだよ。
タロウ君: わかった!大循環と小循環の流れが体の中でつながっているんだね。ありがとう、教えてくれて。
ハリー先生 いつでも質問してね。血液の流れは私たちの体の中で重要な働きをしているので、知っておくととても役に立つよー。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?