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今から一歩

通り過ぎる風の柔らかさ
射し込む日の温かさ
夜の帳の優しい歩調
そっと頬を撫でる朝日

こんなにも温かいのに
今まで気付けなかった

さよならしなければいけないのは
あの日じゃなく
あの人でもなく
今の この私なのかもしれない

そう思えたら
何だか泣けてきた

今から一歩
歩き出せるかもしれない

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