第二話.高校の成績や英語力の条件を満たしていなくても大丈夫!トランスファー留学とは?
今回の記事で紹介するのは、4年制大学かつ名門校に出願するのに高いハードルを感じている人におすすめの留学方法です。
今回はその留学方法の説明、メリット&デメリット、費用のめやすを紹介していきます。
こちらが第一話となります!まだ読んでいない方はぜひ読んでみてください!
1.トランスファー留学とは
4年制大学(特にアメリカ)は、過去の成績、英語力、課外活動、エッセイ、SATなどの大学進学テストなど、求められることが多いですよね。それらを必要としないのがトランスファー留学です。
トランスファーとは「編入」のことで、2年生の大学からスタートをして、その後4年制大学へ編入する留学方法です。各国に似たような制度はありますが、選択肢の多さで見ると特にアメリカで一般的です。
具体的に説明すると、最初の一般教養課程を2年制大学で学んで、そこでの成績と2年間の留学中に鍛えた英語力で4年制大学へ編入出願ができるんです!
ここで何が言いたいのかというと、この制度を利用すれば高校時代の成績や英語力をチャラにできるってことです!
もちろん4年制大学に編入するにはオールAを取るくらいの気概と努力が必要ではありますが、それでもチャンスはみんなに平等にあります。
たとえ高校時代では落ちこぼれでも米国屈指の大学に入ることも夢ではないと思います。
上のファイルをダウンロードすると、本当に簡単にですが、トランスファー留学のステップを図にしてあるのでぜひ見てください。
2.トランスファー留学に必要な成績と英語力
ここからはトランスファー留学に必要な高校の成績と英語力を説明して行きたいと思います。
結論から言うと、成績も英語力も高ければ高いほどいいです。
ですが、2年制大学の場合は高校時代の成績が中の下でも入学はできます。GPA2.0、日本の高校の5段階評価の平均で3.0くらいあればそれなりに選択肢もあります。
もちろん大学によって基準は違いますが、留学なんてムリだと最初から諦めないでチャレンジできます!
英語力も成績と同様に、二年制大学で求められるレベルはあまり高くありません。
また、英語力が基準を満たしていなくても二年制大学の入学前に大学付属などの語学学校で学ぶ方法もあります。ただし、英語力があれば語学学校に通う期間は短くなるので、費用面でメリットがあることを覚えておきましょう。滞在費なども含めてですね。
英語力のは以下の通りです。
TOELF iBT40~
IELTS 5.0~
英検2級~
これ以上の英語力があるならば十分二年制大学に入学できます!
3.トランスファー留学のメリットとデメリット
さて、ここまでトランスファー留学のこと、必要な成績と英語力について説明してきました。ここからは、トランスファー留学のメリットとデメリットを3つずつ説明します。
このメリット&デメリットはかなり重要なことなので必ず見てほしいです。メリットだけではなく、デメリットにもしっかり目を向けて失敗しないようにしましょう。
メリット1.頑張りしだいで超・名門校に!
前のほうでも言った通り、高校の成績が悪かったとしても、それをチャラにすることができます!高校の成績に不安がある人におすすめです。
2年制大学から編入出願をするときは、高校時代の成績証明書が必要ありません。昔どれだけ成績が悪くても、二年制大学在学中に挽回すれば、日本ではとても考えられなかった名門校に進学するチャンスは十分にあるということですね。
しかし、その分二年制大学在学中はしっかり勉強をする必要があります。部活などに必死で成績は悪いけど、勉強をこれからはちゃんとするからいい大学に入りたい人など、這いあがりたい人にはおすすめです。
メリット2.学費が節約できる!
コミュニティガレッジと呼ばれる2年制大学は、もともと地元住民に開かれた再教育のための教育機関です。そのため、授業料は4年制大学に比べる
とずっと低く、編入はアメリカ人にとっても人気な進学方法です。
少しでも留学費用を抑えたい人向けです!
メリット3.クラスの規模が小さいからなじみやすい!
二年制大学はキャンパスの規模もひとクラスの大きさも比較的小さいです。だから、教授にも質問しやすくて、英語の授業に慣れるのにいいと思います。
デメリット1.奨学金のチャンスは少なめ
二年制大学では、留学生向けの奨学金プログラムは調べた限り少ないようです。ただし、私立の4年制大学に入るなら、いい成績を保っていれば奨学金をもらえるチャンスはあると思います。
デメリット2.州外への編入には注意が必要
州立の大学に編入するのに必要な条件やカリキュラムなどが各州ごとに違うので、行きたい大学と同じ州にある二年制大学から編入するのが有利です。だから、先を見つめた進路決定が重要です。
4.トランスファー留学の費用
コミュニティガレッジから名門の4年制大学に編入した場合の留学費用の目安を紹介します。今回はテキサス州オースティン校に編入した場合の学費の費用です。
コミュニティ大学
約105万/年(US$9,620)
テキサス州オースティン校
約440万/年(US$36,800)
卒業までの費用
約1,900万(US$92,840)
州立の大学に編入するなら、これの半額くらいになります。また語学学校も含むのであれば、これ以上の費用がかかります。
5.終わりに
今回はトランスファー留学について説明しました。次回の投稿も楽しみしてもらえると嬉しいです!
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