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介護業界と投資家さん

介護業界にもたくさんの会社があります。
病院系列の事業所、NPOや社会福祉法人、株式会社、中には上場企業まで。

働く人にとって母体がしっかりしているに越したことはありません。
しっかりした経営方針があり、理念を持っている。
その元に、業務を行い自分たちの生活も成り立っていく。

介護業界にも上場企業がいくつもあります。
大きな会社というだけで、従業員も利用者さんも安心感があります。
福利厚生もしっかりしているし、潰れることもないだろうと。
ここにきて感じるのが、投資家さんたちは何を基準に投資をしているのだろうというところです。
売上、利益、そんなところでしょうか?
職員や利用者さんを大事にしているか?そんなところは見てくれているでしょうか。

転職サイトやいろいろに職員の声がいろいろと投稿されています。
辞めた人が主に書いているのでプラスのことはあまりないかもしれません。
が、しっかり見てから、その会社が働く人を大切にしているかを是非知ってから投資して欲しいのです。

介護業界だけではないですが、今大きな企業こそ残れど、中小企業の経営が軒並み苦しかったりします。
大手は資金を武器にM&Aを繰り返したり、箱を作ってとりあえず利用者さんを確保する方法などをとったり。
大手は安定した給料を武器に、人を集めます。
辞めてもまた次の人が入りやすいかもしれませんね。
でも中身はどうでしょう。
利益が出てる企業は、どっかで削ってるんですね。
職員や利用者さんに皺寄せが来たりします。
そうするとしっかりとした経験者は辞めて、んん??ていう職員さんだけ残ってたりします。
利益出てるからってそういう企業への投資が続いていくと、職員も利用者もしんどいんですよ。

今、訪問介護を中心にたくさんの事業所が苦境に立たされています。
上場企業でも、職員や利用者さんを大切にしてる企業もあるかとは思いますが。
本当に職員や利用者さんを大切にする企業が残れるように投資家さんも、考えてもらえたらうれしいですね!

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