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介護保険システムは難しい!ケアマネ研修に参加して①

こんにちは!

昨年度末、ケアマネ研修に参加しました!
「研修は大変」「しんどいだけ」という噂を聞いていたので、ドキドキの参加でしたが参加してホント良かった!
大変だったけど、とても濃いいい内容でした。
感動を忘れてはいけないと思い、今更ですがちょっとずつ書きたいと思います😊

ケアマネ研修はeラーニング、座学、ケアプラン作成、見学実習があります。
私が参加したのは約70人ほどのクラスでした。
介護保険の理念や制度から始まり、看取りまでをみんなで考えます。
私の基礎資格は介護福祉士でしたが、他にも医師、看護師、理学療法士、作業療法士と様々な職種の方がいらっしゃいました。
私は、普段介護福祉士という立場からいろいろ物事を見ているわけですが、職種により視点や得意分野が違います。
また様々な事業所、地域から来られてるので、事業所事業所での様々なやり方を知ることができました。
様々な意見交換を行うことができ、私にとって興味深くもあり、いい経験となりました。

研修の内容も介護を始めた頃の気持ちを思い起こさせるとてもいい内容で、
ケアマネだけでなく、介護に関わる人、全てに関係するとても大事な事内容でした。

研修の際に先生方も言われていましたが、とりあえず介護保険制度が難しくなり過ぎているとのこと。
例えば、事業所により加算が違うため、仕事が煩雑になり、加算を取ることに重きが向いてしまっていると。
とりあえず基本は一緒で、できてないところを減算する方式で良いのではと。
確かに介護報酬改定ごとに家族さんから同意書をいただく際も「加算がどーのとか難しくてわからない」との声も上がっていましたし、ケアプランを交付してないケアマネがいたのでお渡しするようにしたところ、交付されることすら知らない方もいました。

職員の中にも制度について理解してない方もいて担当者会議等、介護保険上やらなければならないことも「忙しいからしなくてもいい。できなくてもしょうがない」、利用者さんに対しても「忙しいからいちいちケアはできない」という人もいました。
これは会社の教育研修制度に関係してくるとは思いますが、制度関係は事務方に任せて自分たちには関係ないという人もいたり、介護保険の理念自体を理解できていない職員もおられます。

せっかくいい理念から始まった介護保険制度。
ただ制度が難しく、理念が浸透してしていないため、本来の姿との乖離が生まれ、仕組み自体が霞んでしまっている印象も受けました。

利用者さん、家族さん、職員がもっと理解を深めれるようなシンプルな制度になれば、より良いサービスにつながるのではと感じました😊

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