大学受験 英語スコア 5つの罠
①特定の英語試験しかスコアとして認めない
去年まではTEAPとIELTSとTOEIC、TOEFLだったのに、今年からTOEIC、TOEFLだけに変更ということもあり得ます。
7月、8月くらいに一般入試の入試要項を公表する大学が多いので、去年のを見たから安心だと思う人も確認してくださいね。総合型はもっと早く公表という大学もありますよ。
②試験当日には英語の試験を実施しなくなった
去年までは、試験当日に英国世界史の三科目受験だったのに、今年から英語だけは共通テストのスコアか、外部試験のスコアを提出に変更ということもあり得ます。玉川大学がそうでしたね。
7月、8月くらいに一般入試の入試要項を公表する大学が多いので、去年のを見たから安心だと思う人も確認してくださいね。共通テストの出願をしないと受験できなくなってしまうかもしれません。総合型はもっと早く公表という大学もありますよ。
③英語スコアの原本を提出する
・原本は外部試験の実施機関から取り寄せた受験生が、大学に提出する場合と、外部試験の実施機関が大学に直接提出する(ように、受験生が外部機関に依頼する)場合があるので、注意しましょう。依頼してから一ヶ月くらいかかる機関もあるようです。
・原本を提出できない場合は、コピーを出しておいて、後で原本を提出してくださいと記載している大学があります。
これは期限までに原本の依頼と提出が間に合わないので、と理解することができますね。
二つのタイプがあります。
1.高校の通知書のように、
何回でも原本を発行してくれるもの
例えば、TOEICの公式認定証、IELTSの追加成績証明書などです。
この場合、追加発行の依頼をしましょう。
2.高校の卒業証書のように、
一回しか原本を発行しないもの
例えば、TOEFLの団体受験のスコア、IELTSの自宅に届く成績証明書などです。
この場合、コピーではなくて、もう一回試験を受け直して、新たなスコアの原本を提出しましょう。
併願していて、A大学に原本を提出したから、B大学には試験を受け直さないとスコアを提出できないということもありえます。外部試験の日程が年に数回しかないタイプだと、出願に間に合わないかもしれません。
1なのか2なのか、早めに外部試験の実施機関に質問しましょう。
④スコア提出と書いているけれど、級合格だった、または
級合格ではなくスコア提出だった
例えば、英検二級に1980点の最低スコアで合格していても、大学のスコア提出は2000点からという場合、受験できません。
英検二級に1960点のスコアで不合格でも、大学のスコア提出は1900点からという場合、受験できます。
⑤スコア提出は参考程度
総合型選抜に多いんですけど、ぎりぎりで合格させるかさせないか迷う場合に、スコアを参考にします。
よほどひどいスコアでない限りは、合否に関係ない大学が多いようです。