ガブリエル・バンサンの線がいい 知らなかったけどアニメにもなってた
ピンタレストで参考資料をよく探るんだけど、つい2〜3日前これを発見したのよね。
目についたのは「かえってきた おにんぎょう」というタイトルだった。
画面に大きな樹が描いてある。樹を描いてて見つけたんだ。
惹かれるものがあって調べると、「アンジュール」っていう可哀想な犬の話を描いた作家さんだ。ベルギーの方で2000年に亡くなってる。
デッサンがすごいのよね、このかた。どんだけ描いたんだというくらい手が自由自在に動いてる、ように見える。
ペンで描かれた線もすごいの。
ビアトリクス・ポターさんの線もいいけど、ガブリエル・バンサンもいい！すごい。
色付けもあっさりとブラウン系とブルー、オレンジなどでまとめてあって、これも自分好み。
それで、実際の本を買いたいと思ってAmazonを見てみたら、ずいぶん値段が高いのだが、一つだけ中古で格安なのがあってポチッたわけ。
ハードカバーじゃなくて、うすっぺらい本でフランス語。
この、アーネストおじさんとセレスティーヌのシリーズは、アニメにもなってて、何かの賞も取っていたなんてことも全く知らなかった。
ググるとアニメも出てくるので見てみた。
元絵とはずいぶん変えてあるので、ガブリエル・バンサンがあの世でどう思われているかわからないが、日本のアニメとは違う、洗練された絵です。
よく知りませんがAI的な技術で作られているのかしら。
水彩画がそのままアニメになってるようで素敵でした。
日本語で出てる本はこのアニメからとった絵でできているような感じで、本の場合はやっぱり元版で見てほしいなと思いました。
ということなんですが、自分の描いた下手な絵も上げておきます。
少し間が空いてしまった人物スケッチ。
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